「印象」で減点評価されないビジネスマンは何が違うのか

好印象を感じさせる男性はどこが違うのか。ダイヤモンド・オンラインでは、ビジネスマンの印象の実態を探るべく、アンケート調査をした。そこから、男性が印象をよくする上で、心がけるべきことが見えてきた。(ダイヤモンド・オンライン編集部 松野友美)

表情で好印象を与える
“顔癖”の作り方

 いまや身だしなみの一環としてスキンケアを行う男性が珍しくない。実際、日本における男性化粧品市場は約1200億円で、その中でも化粧水や乳液などのスキンケア市場は成長している(マンダム調べ)。

 男性用化粧品市場の伸長を受けて、読者の使用実態を調べるために、ダイヤモンド・オンライン編集部では「顔のスキンケアと印象」に関するアンケート調査を行った(調査期間2017年9月22日~10月5日、回答数683)。

 アンケートの結果から、肌ケアに関しては過半数が「洗顔」「化粧水」「乳液」などのケアを継続的に行っていることが分かった。

 また、良い印象を与えるために、男性が心がけるべきことも見えてきた。下の図は、いい印象を与えるために人々が気を付けているポイントと、第三者から見て「好印象を感じる男性」で重視しているポイントを比較したものだ。

 いずれも回答のトップ3は「顔の表情」「言葉遣いや会話」「姿勢や動作・仕草」で同じだった。もっとも、約7割の人が好印象を感じる理由に「顔の表情」を挙げているのに対し、自分の印象を上げるために「顔の表情」に気を付けている人は半数以下。つまり、「顔の表情」を良くすることで、印象がよくなる人がかなりの数いるというわけだ。

 「言葉遣いや会話」、「姿勢や動作・仕草」などの“内面磨き”は明らかに印象アップにつながる。ただし、自己啓発本を読んだり、コミュニケーション講座に通うなど、時間や努力、そしてお金を要する。

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