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エアコン選びの基準が変わる!ダイキンが辿り着いた“次世代スタンダード”開発秘話

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ダイキン工業が2018年3月に発売する「risora(リソラ)」は、家庭用エアコンを新たなステージへと誘導する中級機。業界で最も薄く、エアコンを設置する空間作りにも貢献する。高級機の機能も採用し、空気と空間の心地よさを追求する同機種の誕生の意味を探った

日本の消費者は冷暖房機能だけの
エアコンに満足していない

 2015年6月ダイキン工業の空調営業本部長に就任した舩田聡氏は、就任直後に「とにかく、とことん薄くて小さい家庭用ルームエアコンを開発しよう」と号令を発した。

 北海道や北東北などの寒冷地を除けば、家庭用ルームエアコンの普及率は9割を超えている。国内出荷は、業界推定では2017年度は890万台。毎年、夏冬の天候により50万台ほど増減する。

 日本では省エネ性能が盛んに競われたことから普及機でも世界市場では“高級機”だ。舩田本部長は、「その省エネ性能は、クレイジーと言われるほど突出しており、ある意味でガラパゴス化しています」と笑う。

 しかし、エアコンに冷暖房能力だけを求める消費者は徐々に減ってきている。温度や湿度のコントロール、気流の快適さ、本体内部の防かび、さらに健康への配慮などに関心が及んでいる。

 だからこそ、上位機並みの機能を搭載しながら、手軽な価格である中級機が次なる決戦場となる。そんな中でダイキンはまず、「薄さとデザイン(空間マッチング)」をテーマに据え、機能性との両立で新たな価値をもたせることを目指してきた。

これからの住宅と空調とは?
ダイキンが考える“次世代スタンダード”

 これまでエアコンは、機能と価格の「松竹梅」で選ばれる傾向にあった。「住宅空間における理想の空間とエアコンのあるべき選択肢を提示できていなかった」と舩田本部長は話す。

 「上級機はうるさら7シリーズでシェアを回復でき、普及機は空調のプロとしてのダイキンの技術力が高く評されて販売も好調でした。そこでダイキン独自の加湿機能や気流コントロール、空気清浄などの機能を備えた上級機と、冷暖房機能に特化した普及機の中間にある中級機の市場で、新たな選択肢を提案できないかと考えました」(舩田本部長)

 開発のキーワードとなったのが「薄くて小さく」「インテリアと一体」だった。それは「理想の空間と空気を創る」というコンセプトへと昇華されていった。

 そして約3年。ダイキンの思いと性能を両立した新機種として開発され、2018年3月に発売されるのが「risora」だ。risoraとは、「理想の空間(理空)」をイメージしたネーミング。その従来の常識を覆した特長が、室内機の薄さと多彩な質感を表現する7種類のパネルだ。

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「risora」について、詳しくはこちら

http://www.daikinaircon.com/risora/index.html




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