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ビジネスパーソンの疲れを癒やす
「3B」のサービスが充実

著者・コラム紹介
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かつてのビジネスホテルは立地と安価な宿泊費が取りえだったが、最近は設備や機能が進化し、快適性の高いサービスが目を引く。各ホテルが心身の健康を意識した「3B」の充実を競い、ビジネスパーソンにとってホテル選びの選択肢も増えている。

村田和子
旅行ジャーナリスト。All Aboutスタート時より「旅の便利・お得情報」のガイドとしてWEBにて執筆。「旅で元気になる」をモットーに、WEB・新聞・雑誌・テレビなどの媒体で幅広く情報提供を行っている。最近の重点テーマは「旅育」。

 ビジネスホテルとシティホテルの違いは、レストランなどの付帯施設の有無や客室の広さにある。それを除けば、最近のビジネスホテルは、設備や機能、サービスの面で進化が大きく、シティホテルと遜色ないものが増えている。

 ホテル業界に詳しい旅行ジャーナリストの村田和子氏は、「むしろビジネスホテルの方が、宿泊するビジネスパーソンの立場からホテルづくりを行っていて、クオリティの高い面も多い」と指摘する。

 一般的にビジネスホテルの特徴とは、立地が良く、価格が安く、機能的であること。立地に関しては“駅近”が多いが、最近は車での移動に便利なロードサイド型も増加している。価格面では、シティホテルと比較して安価であり、週末料金が押さえられるなど、季節や時期による価格の変動が少ないのも特徴だ。機能面では、客室はコンパクトながら、充電器やコンセントなどが充実、Wi-Fiなどの通信環境が完備されているホテルが多い。

心身の健康を考え
「3B」のサービスに注力

 最近のサービスの傾向としては、ビジネスパーソンの疲れを癒やすサービスの充実ぶりが目立つ。具体的には3B、Bath(風呂)、Bed(ベッド)、Breakfast(朝食)に注力している。これは、出張などで移動するビジネスパーソン自身が、心身の健康を基本に考える傾向が増えてきたことによる。そのニーズにホテル側が積極的に応えている格好だ。

 まず風呂についていえば、大浴場完備が増加。地域によっては温泉もあり、露天風呂やサウナ付、展望風呂を付帯したホテルもある。ベッドに関しては、オリジナルのベッドや、「シモンズ」「サータ」など有名メーカーのベッドを採用、シングルルームでもセミダブルサイズが主流で、ゆっくり休めて疲れが取れることを優先している。

 「朝食無料のホテルも増えていますが、ただ無料であるだけでなく、最近は自家製の焼きたてパンや、サラダに無農薬野菜を使うなど、質も向上しています。有料の場合は、地元の食材や健康にこだわった料理を提供するなど、シティホテルのブッフェに引けを取らないメニューや品数を提供しているところも珍しくありません」(村田氏)

 さらに女性向けのサービスが充実しているのも、最近のビジネスホテルの特徴だ。ビジネスユースで使うのは、何も男性ばかりではない。女性専用ルームや女性専用フロアを完備して、安心や安全を提供する他、基礎化粧品などの女性向けのアメニティや、アロマグッズなどのリラクセーショングッズを豊富にそろえるビジネスホテルが増えている。

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