スマートエイジングライフ
【第2回】 2016年3月31日
ダイヤモンド・オンライン編集部
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おじさんっぽく見えてしまう
40代男性の残念な髪型の共通点

40代になっても、昔と同じヘアスタイリングしていませんか?

 「最近、髪の毛がペタっとするな。でも、もう年だから仕方ないか…」

 昔は髪型にこだわって毎日スタイリングをしていたにもかかわらず、加齢とともに諦めてしまっている40代の男性が実に少なくない。しかし、髪はいくつになってもその人の印象を大きく左右する重要なポイントだ。東京・渋谷のヘアサロンROOTS代表の加藤孝子さんは、現在の40代男性と髪型についてこう語る。

 「40代は大人の魅力が出始めるとき。シミやシワにもその人の歴史が感じられて、色気があってかっこいいはずなのに、(それを打ち消すような)もったいない髪型をしている人が実に多いのです」

 加藤さんから見た、良くいるダメな40代男性の髪型は2パターン。1つが「もうおじさんだから、何をしても同じ」と諦めてスタイリング剤を使わない地味すぎる人。もう1つは若い頃と同じヘアスタイリングをし続けてしまっている人だ。両者ともに、本来40代が持っているはずの魅力を埋もれさせてしまっているという。

40前後から髪の毛に
ボリュームが失われる2つの理由

 若い頃のスタイリングを続けている人は一見良さそうに思えるが、一体何が問題なのだろうか。それは、30代後半から40代にかけて髪に起こる2つの老化を考慮していない点に原因がある。

ROOTS代表・加藤孝子さん。加藤さんは「40代はかっこいいのに、間違ったヘアケアとスタイリングをしている」と残念がる
Photo by Kazuhiko Kurabe

 まず1つ目が、加齢とともに髪の毛が細くなること。若い頃、髪の毛は発毛から2~6年の成長期を経て、太く成長してから抜けていく。しかし、40代前後を迎えると、成長期が短期化。ヘアサイクルが短くなり、髪の毛が太くならないまま抜けてしまうため、ハリとコシのない細くて軟らかい髪になってしまう。触った時のボリューム感が低下するのは本数というより、細さのせいと言っていい。もし抜け毛を見て細くなっていたら、ヘアサイクルが短命化したサインだ。

 2つ目が、頭皮脂がベタベタになり、粘り気が増すこと。加齢とともに、頭皮脂の組成構造は変わり、若いときには少なかった中性脂肪「トリグリセリド」の量が増加。それに伴い、若い頃は流動性のあった頭皮脂は流動性のない、粘り気のあるものに変わる。シャンプーではなかなか洗い落とせず、髪の毛をペタっとさせる一因になっている。

 「普段、奥様などの女性用シャンプーを使う男性がいらっしゃいますが、それはあまりおすすめできません。なぜなら女性は男性ほど頭皮脂が分泌されておらず、それらは頭皮脂の多い男性に対応した商品ではないからです」(加藤さん)

 だからといって、トニック系シャンプーを使う男性も要注意だと加藤さんは指摘する。


40代からの男磨き スマートエイジングライフ

人生の折り返し地点を迎える40代。立場の変化だけでなく、体に起こる変化にも戸惑っている男性は少なくないだろう。この連載では、年齢を重ねるのが楽しくなる「スマートエイジング」な方法を提案、紹介していきます。

「40代からの男磨き スマートエイジングライフ」

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