ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
IT&ビジネス 業界ウォッチ Special
2016年4月4日
著者・コラム紹介バックナンバー

資金の可視化とマルチバンクアクセスで
グローバル企業の財務リスクを抑える
キリバ・ジャパン

1
nextpage

M&A等によって海外事業の拡大を図る企業は、為替リスクや進出先の規制による資金移動の制限、海外子会社の財務上の不正といったリスクにさらされている。マルチバンク・マルチERPアクセスのトレジャリーシステムの活用により、在外子会社も含めたグローバルでのグループリスク管理の高度化と迅速なリスク回避対応が可能となる。

財務情報の集約を
妨げている要因とは

キリバ・ジャパン
副社長
事業開発・財務戦略
副島弘行

 グローバル企業における財務管理では、海外子会社を含むグループ全体の資金状況、外貨で保有する現預金等の為替差損益、有価証券等の時価評価などを、トータルに、しかも瞬時に把握できる仕組みが求められている。昨今のように為替や金利、株価が急変動することの多い事業環境においてはなおさらだ。

 しかし、米国に本社を置くキリバ(Kyriba)の日本法人、キリバ・ジャパンの副島弘行副社長は指摘する。「早くからグループ全体のERPを一元化してきた欧米のグローバル企業は、そのプラットフォームを使って瞬時にグローバル全体の財務情報を本社に集めることができるが、日本企業では、進出先や買収した子会社ごとに異なるシステムを使用しているところも多く、迅速な情報集約を妨げる要因の一つになっている」

 ERPパッケージに含まれる財務管理システムもグループ内でばらばらなので、いま海外の子会社がいくら資金を持っているのか、そのうちドル建てや現地通貨建ての資金はいくらなのかといったことが、本社のシステムでは瞬時に把握できていないのだ。

 「多額の為替差損が発生しそうな時は、速やかにヘッジ取引を行うなどの対処が必要だが、そもそも外貨建てのエクスポージャー(為替変動の影響を受ける残高)がいくらあるのかがわからなければ対処のしようがない。財務管理システムの一元化によってグループ全体の外貨保有状況を可視化することは、グローバル企業が為替リスク管理を行ううえで不可欠だ」と副島氏は語る。

 可視化が求められているのは保有外貨ばかりではない。たとえば、グローバル競争を勝ち抜くにはM&Aや設備投資などの積極的な投資も必要だが、それに使える資金がグループ全体で目先いくらあるのかということも、財務管理システムがばらばらではつかめない。

 「海外子会社が持つ現預金などを集めればM&Aに充てられるのに、資金の見える化ができていないために銀行からのローンに頼ってしまうこともある。グローバル資金の可視化を推進することは、リスクを抑えるだけでなく、財務コストを減らすうえでも非常に有効」(副島氏)

資料ダウンロードのご案内

資金繰り予測の
ベストプラクティス
短期資金繰り予測で注意すべき点とは

・資金繰り予測の良し悪しは元データの精度で決まる
・正確な資金繰り予測のメリット
・正確な資金繰り予測を達成するための課題
・なぜ従来のソリューションでは予測に関する課題に
 対応できないのか 他

ダイヤモンド・オンライン
登録済(会員)の方は
こちらからお進みください

ログインで一部項目の登録が省略できます
※情報の修正や追加を行った場合は登録内容が更新されます。

※必ずお読みください

これからご登録いただくあなたの個人情報は、キリバ・ジャパン株式会社(同社のプライバシーポリシーはこちら)に受け渡され、ご案内などに利用させていただきます。
ダイヤモンド社のプライバシーポリシーはこちら
1
nextpage

[PR]

DOLトップへ
underline
お問い合わせ先

キリバ・ジャパン株式会社

〒150-0022

東京都渋谷区恵比寿南1-5-5

JR恵比寿ビル 11F

TEL:03-6321-9454

http://www.kyriba.jp/




IT&ビジネス 業界ウォッチ Special

IT業界で話題の新サービス・新製品のニュース、これから話題になりそうな新ツール、知っておきたい各種の統計調査……などなど、経営効率化に寄与するIT業界の今のうごきをレポートします。

「IT&ビジネス 業界ウォッチ Special」

⇒バックナンバー一覧