北九州市の新成長戦略の現場を検証する連載14回目からは、さまざまな「北九州スタイル」のアジアへの輸出を見ていく。まずは「アジア低炭素化センター」だ。“アジ低”と呼ばれる同センターは、環境問題解決のためのシステムを海外へ送り出し、アジアの低炭素化実現に向けて市が積極支援するためにつくられたもの。公害克服の経験から生み出された高い環境技術やノウハウをアジア地域へ輸出し環境ビジネスに携わる北九州市内企業の海外進出を強力に支援する。アジア地域と、市内企業をつなぐコーディネーターの役割を果たしている。
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