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新聞記事から学ぶ経営の理論
【第3回】 2011年5月11日
著者・コラム紹介バックナンバー
渋井正浩 [エムエス研修企画 代表取締役]

iPadが本格的に普及するかを、
キャズム理論から考える

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いよいよiPad2が発売に!

 新聞やテレビでも報道されたように、GWに入る直前の4月27日、アップルの“iPad2”が日本でも発売されました。薄型化と軽量化が進み、使い勝手も良くなったことから、ユーザーにはとても好評のようです。今回はそのiPadがどこまで市場を拡大できるのか、市場拡大のカギになるのはどんなことなのかを「イノベーション普及理論」の視点から解説していきます。

 1年前に発売された初代iPadは、世界での累計出荷数が2000万台を超えるヒット商品になり、アップルの時価総額を世界第2位にまで押し上げる原動力にもなりました。新商品が1年で2000万台も売れるというのはそんなに頻繁にお目に掛れることはありません。本当にすごいことです。

 ただ、パソコンの年間出荷台数3億台や携帯電話の出荷台数11億台と比較すると、まだまだ規模は小さく、市場としては立ちあがったばかり、というのも事実です。では、iPadに代表されるタブレット端末市場は、今後どこまで拡大していくのでしょうか。それを分析するのに役立つのが「イノベーション普及理論」です。

50年前、ロジャースが提唱した
イノベーション普及理論とは?

 「イノベーション普及理論」は、今をさかのぼること半世紀前の1960年代、アメリカの社会学者、エベレット・ロジャースによって提唱されました。ロジャースの理論は、新商品がどのように消費者に浸透し、市場が拡大していくのかを分析したものです。

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    渋井正浩 [エムエス研修企画 代表取締役]

    1988年東北大学経済学部卒業、協和銀行(現りそな銀行)入社。主に本社にて法人向け融資審査を担当。2005年りそな銀行を退職し、エムエス研修企画入社。現在は主に企業向けの人事研修コンサルティング、研修コンテンツ作成を中心に活動中。
    ホームページ: http://www.womanf.co.jp/
    ブログ: http://ameblo.jp/sibuyanohiro/
     


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