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見せれば即決!資料作成術
【第9回】 2017年5月23日
著者・コラム紹介バックナンバー
天野 暢子

なぜ、通るプレゼン資料は「1ワード」にこだわるのか?

プレゼン資料の作り方がよくわからない、なかなか結果が出せない。そんな悩みはありませんか? これまで1000件超のプレゼン資料に接してきた天野暢子氏の最新刊『見せれば即決!資料作成術』の中から、相手のOKを引き出すプロのテクニックをご紹介します。

いつもの1ワード、
今回の1ワードを作り込む

 会合などで20人ほどが自己紹介をした時、名前とそれ以外の情報をセットで覚えている人は何人もいないでしょう。1つでも覚えてもらえればラッキーかもしれません。

 原因は、多くを伝えすぎていることがほとんどです。短時間で記憶できるのは1人1つが限界ですから、短時間で何かを伝えるなら1つに絞ることです。

 上司や取引先とエレベーターに同乗した間に提案することをエレベーター・ピッチ(トーク)と言い、自己アピールにも使われています。このような場では15秒程度で話の要点が伝わるよう、あらかじめひと言にまとまったフレーズを準備しておきます。「“ひと言も話さず決めるプレゼン”が専門のアマノノブコ」と自分をアピールすることもあるでしょうし、もっと短く伝えるなら「プレゼンのアマノ」です。

 あなたが伝える情報はこれくらいコンパクトにまとまっていますか? このキーワードは、タイトルや自分・自社の説明に使っていきます。「発売から3000個を売り上げた…」「25年間設計一筋…」といった要領です。

 ただし、いつどんな時でも同じフレーズでよいわけではありません。上の例でもプレゼン関係者ばかりが見る資料では「プレゼン」はキーワードになりません。「東京在住の」とか「○○社に勤務していた」といったワードに変えなければ、相手の記憶に残らないでしょう。

 自分を表す1ワードをいくつか準備しておき、時と場所、そこにいる人たちの属性から、相手にフックのかかりそうなワードで伝えていくということです。

 そのワードはもちろん数字でもOKです。サッカーでは「1」はゴールキーパーを意味しますし、アート引越センターはCMでもトラックの車体でも「0123」を大々的に見せています。

ビフォー・アフター!
自分を表す1ワードを押し出す

(毎週火曜日・金曜日に公開予定)

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