良かれと思ってやっていたことが
余計なお世話だったと気づく

 良かれと思ってしていたことが、かえって“余計なお世話”になっていた…。世代による価値観の違いに気づくとともに、「自分の価値観を押しつけてしまっていた」と反省したとのことでした。

「長年、良かれと思ってやってきただけなのに、迷惑に思われていたのはショックだった。でも、時代が変わってきているということが分かったし、“古き良きもの”が、今でも良いものだといえるわけではないということも分かった」とUさんは言います。

 しばらくはショックを受けていたのですが、考えを改めることにしたUさん。誘われるときだけ参加し、会計の際にも、少し多めに払って負担を軽減してあげる程度の配慮にしたそうです。

 交際費にお金を使わなくてよくなると、貯蓄が少しずつできるようになり、支出を減らすことに関心が向き始めました。

 料理はできないのですが、レトルト食品を利用したり、冷凍食品や、割引された総菜を買ってきたりして、外食ばかりの食生活から、自宅で食事する生活に変えていきました。そうすると、食費はいつもの3分の2ほどに減りました。最近は、老後に向けて、自炊にもチャレンジしようかなと言い始めています。

 すると今度は、だんだんと食費以外にも目が行くようになり、格安スマホに切り替えたり、インターネットで電力会社の比較をしたりと、節約できる方法を試しながら過ごすことが多くなったそうです。その結果、貯蓄も少しずつ増えてきました。