いつでも、どこでも、どんな端末からでも、同じデスクトップ画面を呼び出せるのがデスクトップ仮想化ソリューションのメリット。シトリックス・システムズ・ジャパンは、自社のソリューションを活用したフレキシブルワークを推進、社員の生産性向上やワークライフバランスの改善などの成果を上げている。
シトリックス・システムズ・
ジャパン
伊藤利昭 マーケティング&
ビジネスディベロップメント本部
本部長
ジャパン
伊藤利昭 マーケティング&
ビジネスディベロップメント本部
本部長
シトリックス・システムズ・ジャパンは2009年、自社のデスクトップ仮想化ソリューションをフルに活用するフレキシブルワークの社内制度を整備した。
そのシステムは、オーストラリアのシドニーにあるデータセンター内に全社員のデスクトップ環境を置き、ネットワークを通じてアクセスするというもの。
社員はPCやスマートフォン、タブレットといった端末の種類を選ばず、いつでも、どこでも同じ個人のデスクトップ画面を呼び出して仕事ができる。
システム導入と同時に、すべての社員を対象に、外出先や自宅などからのリモートワークの実践を無条件で奨励したのだ。
「時間や場所を問わず仕事ができれば、家事や育児の合間、移動中など、隙間時間を有効に使えるので業務効率は上がり、仕事と生活の両立に効果的です」と語るのは同社内のリモートワークを推進する伊藤利昭氏。
「出産や育児、介護などで優秀な人材が辞めるのを引き止めるのに役立ちますし、働きやすさは採用時のセールスポイントにもなり、戦略的な人事構想にも貢献します」(伊藤氏)