在宅ワークへの転換で子育てに余裕が。
「2人目の子どもをもうけたい」という夢がかなう

國分俊宏
コンサルティング
サービス部 プリンシパル
コンサルタント

リモートワークの活用
[主な機器]
ノートPC、タブレット端末、スマートフォン
[主に行う業務]
プレゼン資料作成、仕様書作成、社内外とのメール連絡

  システムのコンサルティングを担当しており、平日は9時から18時までお客様のオフィスで作業を行っています。以前は18時を過ぎてから会社に戻り、夜遅くまで別のお客様の仕事などを処理してから帰宅するのが日常でした。帰る頃にはすっかり深夜になっていて、現在3歳になる子どもとゆっくり遊ぶ時間もありませんでした。

 これではいけないと思い、2009年に会社がリモートワークを推進してから、仕事と生活のあり方を見直しました。お客様のオフィスでの作業が終了したら、なるべく早く自宅に戻って、子どもや妻と一緒に過ごす時間を増やすことに。夜はできるだけ早く寝て、その代わり朝は4時頃に起床。子どもと妻が起きる前に、自宅のPCから仮想デスクトップへアクセスし、メールの確認や資料の準備といった作業をすませることにしたのです。

共働きのため、子どもの保育園への送り迎えや病気のときの看病など、夫婦で交 互に休みを取ることもしばしば。「リモートワークを活用することで、自宅で看病しながらも業務を続けることができます」(國分さん)。

 会社で夕方から深夜にやっていた仕事を自宅で処理するようにしたおかげで、子育てや家事と仕事が両立できるようになったのはもちろん、肉体的な負担やストレスも大きく軽減されました。

 休日には、子どもを連れて近くの公園に遊びに行くのですが、スマートフォンやタブレットを持っていけば、その合間に仮想デスクトップ上でメールを確認することもできます。

 私が子育てに費やす時間が増えた結果、共働きの妻も勤務時間を延ばせるようになり、収入面でも助かっています。なにより「もう1人子どもをもうけたい」という夫婦の希望がかなえられたのがうれしかったですね。もうすぐ2人目が生まれる予定です。フレキシブルワークを世の中に広めて、育児や将来に不安を抱く20〜30代の若い世代を応援したいです。

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