新入社員は一生懸命仕事をするだけでなく、しっかり体を休めることも大事な「仕事」である。その理由とは?
『入社1年目の教科書』著者の岩瀬大輔さんが、まだ緊張ぎみの毎日を過ごす新入社員にアドバイスする。
本記事では、ライフネット生命社長の岩瀬大輔さんの新刊『入社1年目の教科書 ワークブック』から、内容の一部を再編集し特別公開する。(まとめ/編集部)

※本文写真の新入社員Aさんはイメージです。

新入社員は「ゆっくり休むこと」大事な仕事である

毎日しっかり眠れているか?
何があっても遅刻はするな

新入社員Aさん
岩瀬大輔さん

新入社員Aさん(以下Aさん) 『入社1年目の教科書』の50ルールを見直して、朝活をはじめようと思っています。朝の時間を効率的に使って勉強したいなぁと。そのほうが成長スピードも速くなりますよね。

岩瀬大輔さん(以下岩瀬さん) 入社1週間で、だいぶがんばっていますね。たしかに、早く起きて、誰にも邪魔されない時間にじっくりと自分の課題に取り組む。そうすれば、時間を効率良く使うことができると思います。
ところでAさん、毎日しっかり睡眠は取れていますか?

Aさん 正直、連日寝る時間が遅くなっています。昨日も気づけば深夜2時を過ぎていました。

岩瀬さん 朝の時間を活用する。たしかに、誰もが有効な手段だと思っているはずです。にもかかわらず、チャレンジしては断念する大人があとを絶たないのはなぜでしょうか。

Aさん うーん、朝早く起きるのがつらいからですか?

岩瀬さん なぜ朝起きるのがつらいと思いますか?

Aさん 寝る時間が遅いから…ですか?

岩瀬さん そうです。就寝時間が遅くなってしまうから、起きられないのです。睡眠時間を削って早起きをしようとしても、いずれ破綻するのは明らかですよね。
まずは欲張らずに、睡眠時間を確保すること、体と頭をしっかり休めることを優先してください。
せめて週に1日でもいいから夜9時か10時に寝てみてください。土日であればできると思います。
想像以上にすっきりとした状態で目が覚めると思いますよ。

Aさん なぜ睡眠をとることが大事なのですか? 若いうちは無理して徹夜してもOKなのだと思っていました。

岩瀬さん アスリートの方たちを想像してみてください。