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現場力を伸ばす先端IT活用の鉄則

最新SNSで「ほう・れん・そう」が陳腐化する日 Part 2

安間裕
【第8回】 2012年4月25日
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 前回、「最近のロボットがものすごい勢いでビジネスを変えている」ことを書こうと思って予告も差し上げたのですが、前回のSNSの記事の反響が想像以上にとても大きかったので、予定を変更させていただき、より実践的な内容で続編を書くことにします。

 前回冒頭で、ヨーロッパ最大級のITサービス企業である仏アトス社が、「eメールの使用をやめ、社内コミュニケーションを、チャット型に切り替えた」という、大変、ショッキングなニュースをお伝えしました。

 社内SNSを有効に活用すれば、「ほう・れん・そう」を意識して行わなければいけない時代は終わり、「ほう・れん・そう」が結果的に出来ちゃう世の中が目の前にきていると書きました。

 さらに言えば、社内SNSは、eメールに加え、ワークフローすらも前時代に追いやる可能性を秘めている、そして、そのことは、社内の手続きの仕方だけでなく、意思決定のスピードや働き方そのものを変えていくとも、申し上げました。

 今回は、我々自身も含め、いま世の中で行われているさまざまな取り組みから見えてくる、社内SNS導入の「課題」や「ポイント」について触れてみたいと思います。

採用から評価までSNSって!?

 その前に、前回述べられなかった社内・社外のSNSの活用について、もう少しショッキングなものを紹介しておきたいと思います。

 皆さん、「Klout」(クラウト)ってご存知ですか? 最近、いろいろと話題になっているので、お聞き及びの方も多いのではないかと思います。

 Kloutは、人または組織の、SNSの世界における影響度を数値化したものです。なんだか、あんまり、いい気持ちがしない「成績表」ではあります。でも、よく考えたら、個人がインターネット・ワールドにこれだけ露出し、とりわけ、Facebookユーザーが全世界で8億人にのぼるという世の中ですから、当然と言えば当然の話という気もします。

 ちなみに、このKloutは、Twitter、Facebook、LinkedIn(リンクトイン、ネット上の求職、キャリア支援向けSNS)の利用頻度などによって算出されているようです。

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グローバル経済のなかで地盤沈下の進む日本。再びIT先進国として飛躍するためには、ITをビジネスの武器とする発想が必要だ。ビジネスは現場が肝心。現場の意思決定のスピードアップなど現場力向上に先端ITをどう生かしていけばよいか、IT業界のフロントランナーがわかりやすく解説する。

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