企業の合併・買収(M&A)案件には納得できないものもある。アップルによるインテルのモデムチップ事業の買収はそうした案件ではない。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は22日、両社の買収に向けた「交渉は進んだ段階にある」と報じた。取得対象には知的財産のほか、極めて重要なスマートフォン部品の設計・開発に関わる人材の両方が含まれるという。その部品は結局のところ、アップルしか顧客を獲得できていない。協議中の買収価格は約10億ドル(約1080億円)とされている。
アップルのインテル事業買収、「ウィンウィン」の理由
両社にはメリット多く、クアルコムには追い打ち
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