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経験則が通じない時代の新たな「お金の知恵」

いつまで続くとも知れない低金利や企業の業績悪化による雇用不安、収入減に加え、2013年4月からは厚生年金の支給開始年齢も段階的に65歳へと引き上げられる。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦氏は、将来への不安が多い時代だからこそ「お金の知恵」を身に付け、セカンドライフに向けた自助努力が必要だと訴える。

深野康彦
ファイナンシャル・プランナー。大学卒業後、中堅クレジット会社勤務を経て1989年4月に独立系FP会社に入社。96年に独立し、現在、ファイナンシャルリサーチ代表。テレビ・ラジオのコメンテーターや各種セミナー講師などとして、投資の啓蒙や家計管理の重要性を説いている。

 「本来なら、今年の日本経済は復興需要があることから、これほど悪くなるはずではありませんでした。

 欧州債務問題や米国や中国をはじめとする世界的な景気後退の渦に日本も巻き込まれたのです」

 日本経済の現状について、深野康彦氏はこう分析する。とはいえ、主要国がそろって金融緩和政策を実施したことで「不景気までは落ち込まず、景気後退でとどまっている」とも。

 「金融緩和が実体経済に影響を及ぼすには半年程度かかるとされます。そう考えると、2013年は日本も世界も緩やかな回復基調が期待できそうです」

  

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