ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
2025年の世界予測
2014年7月9日
著者・コラム紹介バックナンバー
中原圭介

10年、20年先の世界は、
かなり高い確度で予想できる!

1
nextpage

欧米式の四半期決算などからビジネスの世界では短期思考に陥りがちだが、足下ばかりをみていては、大きなトレンドを見失い、時代の変化に置いていかれることになる。これからのビジネスリーダーに必要なのは、なんといっても世界を俯瞰できる長期思考だ。長期予測に定評のあるエコノミストの中原圭介氏に、未来を予測する方法についてうかがった。

「経済的合理性」で見れば、
世界は予測できる

 現実の経済は、ビジネスの現場あるいは企業の活動で動いています。企業の経営者たちは、活動を行う上で何を一番念頭に置いているのでしょうか。それは、「経済的合理性」です。経済学者や評論家が何をいおうと、経営者は経済的合理性に基づいて行動しているのです。

 いまの経済学があまり役に立っていないのは、この視点が欠けているからです。経済学者の多くは、現実の経済をいまだに机上の空論で考えています。そのため、経済学は現実の経済と大きくズレてしまっています。

 経済はあくまでもビジネスの現場で動き、その動きの原理は経済的合理性です。この視点で見ていくと、世界や日本が10年、20年先にどうなっているのか、かなり高い確度で予想することができます。

短期思考では通用しない時代がやってくる

 もう1ついっておきたいのは、短期思考に陥ってはダメだということです。

 短期思考といえば、とりわけその傾向が甚だしいのが、現在のアメリカの大企業の経営者です。アメリカの大企業経営者は常に3ヵ月ごとの4半期決算で株主に何をいわれるかと危惧しています。

1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
  • 10年、20年先の世界は、かなり高い確度で予想できる! (2014.07.09)
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?

人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?

山本 一成 著

定価(税込):本体1,500円+税   発行年月:2017年5月

<内容紹介>
最強の将棋AIポナンザの開発者が超重要技術、「機械学習」「深層学習」「強化学習」を解説。そのうえで「知能とは何か」という問への回答を示す意欲作です。自らの手で人工知能を創り、将棋名人と並ぶまでに成長させてきた著者が腹落ちしたことだけを書いているので、世界一やさしく面白い人工知能の本になっています。

本を購入する
ダイヤモンド社の電子書籍

(POSデータ調べ、5/7~5/13)



中原圭介(なかはら・けいすけ)

経営・金融のコンサルティング会社「アセットベストパートナーズ」の経営アドバイザー・経済アナリストとして活動。「総合科学研究機構」の特任研究員も兼ねる。企業や金融機関への助言・提案を行う傍ら、執筆・セミナーなどで経営教育・経済教育の普及に努めている。経済や経営だけでなく、歴史、哲学、自然科学など幅広い視点で経済動向を分析しており、予測の正確さには定評がある。著書に『2025年の世界予測』『シェール革命後の世界勢力図』『石油とマネーの新・世界覇権図』『経済予測脳で人生が変わる!』(ダイヤモンド社)、『中原圭介の経済はこう動く〔2016年版〕』『これから日本で起こること』『これから世界で起こること』(東洋経済新報社)、『未来予測の超プロが教える 本質を見極める勉強法』(サンマーク出版)などがある。

 


2025年の世界予測

欧米式の四半期決算などからビジネスの世界では短期思考に陥りがちだが、足下ばかりをみていては、大きなトレンドを見失い、時代の変化に置いていかれることになる。これからのビジネスリーダーに必要なのは、なんといっても世界を俯瞰できる長期思考だ。長期予測に定評のあるエコノミストの中原圭介氏に、未来を予測する方法についてうかがった。

「2025年の世界予測」

⇒バックナンバー一覧