これからを生きるエグゼクティブのために誕生した、話題の新シリーズEI〈Emotional Intelligence〉


ハーバード・ビジネス・レビューが贈るEIシリーズ 待望の日本版創刊

ハーバード・ビジネス・レビューが贈るEIシリーズ 待望の日本版創刊

価値観が多様化する時代、戦略性や論理性だけでなく、感情的知性が求められている。
世界のエグゼクティブや、感度の高いビジネスパーソンが注目する「E I」が、テーマ別の書籍シリーズとなりました。

ハーバード・ビジネス・レビューが贈るEIシリーズ最新刊、『人の上に立つということ』本日発売。

EI(エモーショナル・インテリジェンス)とは

世界は予想を超えたスピードで発展し、個人の生活も大きく変わりました。働き方やキャリアに対する考え方も、すっかり多様化してきました。人それぞれにさまざまな価値観があり、人生のステージが異なり、また誰しもが、一筋縄ではいかない複雑な感情を抱えています。 ビジネスにおけるコミュニケーションも、これまで通りにはいかず、論理的知性だけでは対応しきれないことが増えてきました。そこで必要とされるのが、感情的知性=「EI」です。

お知らせ

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2021.11.30  NEWS 
ハーバード・ビジネス・レビューが贈るEIシリーズ最新刊、『人の上に立つということ』本日発売。解説は、日本的大企業でワーク・ライフ・バランスをいち早く実現した第一人者であり、ベストセラー多数の佐々木常夫氏です。
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2021.08.31  NEWS 
ハーバード・ビジネス・レビューが贈るEIシリーズ最新刊、『人を動かす力』本日発売。解説は、日本企業の再生に多大な寄与をされてきた、経営共創基盤(IGPI)グループ会長の冨山和彦氏です。
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2021.05.11  NEWS 
ハーバード・ビジネス・レビューが贈るEIシリーズ最新刊、『リーダーの持つ力』本日発売。解説は、『ニュータイプの時代』『ビジネスの未来』でおなじみ独立研究者の山口周さんです。
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2021.02.02  NEWS 
ハーバード・ビジネス・レビューが贈るEIシリーズ最新刊、『働くことのパーパス』本日発売。解説は、BIOTOPE代表の佐宗邦威さんです。
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2020.11.04  NEWS 
ハーバード・ビジネス・レビューが贈るEIシリーズ最新刊、『マインドフル・リスニング』(MINDFUL LISTENING)本日発売。解説は、篠田真貴子さんです。
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2020.09.01  NEWS 
ハーバード・ビジネス・レビューが贈るEIシリーズ最新刊、『自信』(CONFIDENCE)本日発売。解説は、教育改革実践家であり、未来を生き抜くための数々のご提言をされてきた藤原和博さんです。
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2020.06.03  NEWS 
ハーバード・ビジネス・レビューが贈るEIシリーズ最新刊、『集中力』本日発売。予防医学研究者の石川善樹さんによる解説「どうすれば人は集中できるのか」必見です。

世界で注目される第一人者が続々登場

ラインナップ紹介

2018年11月7日 発行

幸福学 HAPPINESS 立ち読みする amazonで買う

幸福学 HAPPINESS

執筆者:テレサ・アマビール、アニー・マッキーほか/定価:1,650円(本体1,500円+税10%)/頁数:160

経済的に豊かになったとしても、科学技術によって便利な世の中になったとしても、はたして人間は幸せと言えるのでしょうか。ビジネスにおいても、報酬のためだけに働くのではなく、働く目的やキャリアのあり方が見直されてきています。そのような時代にあって、ビジネスは、マネジメントはどう変わるべきでしょうか。幸福学が世界的に注目されるきっかけとなった名著論文、欧米のエグゼクティブの間で話題となった記事を、この1冊にまとめました。

前野隆司氏

「幸せに働く時代がやってきた」

前野 隆司

慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授。
1984年東京工業大学卒業、1986年同大学修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て現在慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授。慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼務。博士(工学)。著書に、『幸福学×経営学』(2018年)、『幸せのメカニズム』(2014年)、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(筑摩書房,2004年)など多数。日本機械学会賞(論文)(1999年)、日本ロボット学会論文賞(2003年)、日本バーチャルリアリティー学会論文賞(2007年)などを受賞。専門は、システムデザイン・マネジメント学、幸福学、イノベーション教育など。

2018年11月7日 発行

共感力 EMPATHY 立ち読みする amazonで買う

共感力 EMPATHY

執筆者:ダニエル・ゴールマンほか/定価:1,650円(本体1,500円+税10%)/頁数:140

組織に柔軟さが求められるようになるにつれて、上意下達型のコミュニケーションから、対話型コミュニケーションへの転換が求められています。ただ、いくら対話を進めても、そこに信頼が醸成されていなければ、単なる情報交換すら成立しません。そこで必要とされるのが、「共感力」です。いまや共感力は組織内にとどまらず、対外的にも重要なスキルであり、顧客とのコミュニケーション、マーケティング、商品開発などにおいても欠かせないものとなっています。

中野信子氏

「なぜ共感力が必要とされるのか」

中野 信子

脳科学者、医学博士、認知科学者。
1998年東京大学工学部応用化学科卒業、2008年東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了、2008年フランス国立研究所にて博士研究員として勤務、2010年 帰国後、研究・執筆を中心に活動。2015年東日本国際大学教授に就任。著書に『不倫』『サイコパス』(文春新書)、『シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感』(幻冬舎新書)、『世界で通用する人がいつもやっていること』(アスコム)、『脳科学からみた「祈り」』(潮出版)などがある。

2019年2月6日 発行

マインドフルネス MINDFULNESS 立ち読みする amazonで買う

マインドフルネス MINDFULNESS

執筆者:ダニエル・ゴールマン、エレン・ランガーほか/定価:1,540円(本体1,400円+税10%)/頁数:152

グーグル、ゴールドマンサックスをはじめ、世界の名だたる企業はなぜ、マインドフルネスを導入しているのでしょうか。メンタル管理のみならず、創造性や集中力を高め、戦略決定にも好影響を及ぼすとも言われていますが、単純にツールとして扱うことへの警鐘も鳴らされています。個人個人に及ぼす効果、そして職場に導入するメリット、デメリットとは? EQ・EI提唱者ダニエル・ゴールマン、“マインドフルネスの母”でありハーバード大学教授のエレン・ランガーら、世界の名だたる執筆陣が、多角的な視点をお届けします。

三宅 陽一郎氏

「マインドフルネスは時代の要請から生まれた」

三宅 陽一郎

日本デジタルゲーム学会理事、「人工知能のための哲学塾」主催。ゲームAI開発者。京都大学で数学を専攻、大阪大学(物理学修士)、東京大学工学系研究科博士課程(単位取得満期退学)。2004年よりデジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。東京大学客員研究員、理化学研究所客員研究員、IGDA日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、DiGRA JAPAN 理事、芸術科学会理事、人工知能学会編集委員。著書に『人工知能のための哲学塾』 『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『人工知能の作り方』(技術評論社)、『なぜ人工知能は人と会話ができるのか』(マイナビ出版)、『と』(iCardbook)。共著に『絵でわかる人工知能』(SBクリエイティブ)、『高校生のための ゲームで考える人工知能』(筑摩書房)などがある。

2019年5月8日 発行

オーセンティック・リーダーシップ AUTHENTIC LEADERSHIP 立ち読みする amazonで買う

オーセンティック・リーダーシップ AUTHENTIC LEADERSHIP

執筆者:ビル・ジョージ、ハーミニア・イバーラほか/定価:1,540円(本体1,400円+税10%)/頁数:168

かつて、優れたリーダーには「目指すべき姿」がありました。しかし現在、誰かを真似るのではなく、真正で、嘘のない、自分らしさを大切にする「オーセンティック・リーダーシップ」に注目が集まっています。ハーバード・ビジネススクール、INSEAD、ロンドン・ビジネススクール教授らが、その本質とメリット・デメリットを説きます。

中竹竜二氏

「自分をさらけ出す勇気」が問われる時代

中竹 竜二

公益財団法人日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクター、株式会社チームボックス代表取締役、一般社団法人スポーツコーチングJapan 代表理事。1973年、福岡県生まれ。早稲田大学人間科学部に入学し、ラグビー蹴球部に所属。同部主将を務め全国大学選手権で準優勝。卒業後、英国に留学し、レスター大学大学院社会学部修了。帰国後、株式会社三菱総合研究所入社。2006年、早稲田大学ラグビー蹴球部監督に就任。2007年度から2年連続で全国大学選手権優勝。2010年、日本ラグビーフットボール協会初代コーチングディレクターに就任。2012年より3期にわたりU20日本代表ヘッドコーチも兼務。2014年、リーダー育成トレーニングを行う株式会社チームボックスを設立。2018年、スポーツコーチングJapanを設立、代表理事を務める。

2019年8月7日 発行

セルフ・アウェアネス Self-Awareness 立ち読みする amazonで買う

セルフ・アウェアネス Self-Awareness

執筆者:ターシャ・ユーリックほか/定価:1,540円(本体1,400円+税10%)/頁数:152

ダニエル・ゴールマンは、EIの第一の因子として「セルフ・アウェアネス」を挙げ、またスタンフォード大学経営大学院の調査でも、リーダーが伸ばすべき最大の能力の筆頭に挙げられています。自己認識抜きにして、望むような就職や転職、キャリア構築もままならないでしょう。 とはいえ、自己と向き合うのはなかなかハードな行為であり、また直接的な効果がわかりにくいため、なかなか取り組みにくいのもたしかです。本書では、セルフ・アウェアネスの必要性から簡単なテクニックまで広く紹介します。

中原淳氏

「なぜいま、セルフ・アウェアネスが求められているのか」

中原 淳

立教大学 経営学部 教授(人材開発・組織開発)。立教大学経営学部ビジネスリーダーシッププログラム(BLP)主査、立教大学大学院 経営学研究科 リーダーシップ開発コース主査、立教大学経営学部リーダーシップ研究所 副所長などを兼任。博士(人間科学)。北海道旭川市生まれ。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院 人間科学研究科、メディア教育開発センター(現・放送大学)、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学講師・准教授等をへて、2018年より現職。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発について研究している。専門は人的資源開発論・経営学習論。『職場学習論』『経営学習論』『研修開発入門』『駆け出しマネジャーの成長戦略』『アルバイトパート採用育成入門』ほか共編著多数。研究の詳細は、Blog:NAKAHARA-LAB.NET(http://www.nakahara-lab.net/

2019年11月6日 発行

レジリエンス RESILIENCE 立ち読みする amazonで買う

レジリエンス RESILIENCE

執筆者:シェリル・サンドバーグほか/定価:1,540円(本体1,400円+税10%)/頁数:176

グローバル化が進み、AIによって仕事が再構成される、ますますストレスフルな社会にあって、「レジリエンス」(再起力)に注目が集まっています。これまでは人生における絶望的な悲劇からいかに立ち直るかに主軸が置かれてきましたが、このところ、「燃え尽き症候群を回避する」「批判的なフィードバックから立ち直る」といった、日常に潜むレジリエンスの重要性に触れた言及が格段に増えてきています。また、より大きな観点では、この不安定な世界情勢のなかで、国家や社会レベルでのレジリエンスについての議論も進んできており、いまや、レジリエンスは世界のビジネスリーダーにとって必要不可欠な能力として認識されています。

岡田美智男氏

「レジリエンスは関係性のなかに宿る」

岡田美智男

豊橋技術科学大学情報・知能工学系教授。福島県生まれ。東北大学大学院工学研究科博士後期課程修了後、NTT基礎研究所、国際電気通信基礎技術研究所 主任研究員、室長、京都大学大学院情報学研究科 客員助教授等を経て、2006年より現職。まわりの手助けを引きだしながらゴミを拾い集めてしまう〈ゴミ箱ロボット〉、モジモジしながらティッシュを配ろうとする〈アイ・ボーンズ〉など、〈弱いロボット〉と人とのコミュニケーションや関係性を研究。『〈弱いロボット〉の思考 わたし・身体・コミュニケーション』(講談社現代新書)、『弱いロボット』(医学書院)、『ロボットの悲しみ』(新曜社)ほか。

2020年2月 発行予定

めんどうな人のマネジメント DEALING with DIFFICULT PEOPLE 立ち読みする amazonで買う

やっかいな人のマネジメント Dealing with Difficult People

執筆者:マンフレッド F. R. ケッツ・ド・ブリースほか/定価:1,540円(本体1,400円+税10%)/頁数:148

仕事のほとんどは組織やチーム、クライアントなどがあっての人間関係で成り立っています。縦横ナナメ、そこかしこに「やっかいな人」「めんどうな人」「気の合わない人」はいるでしょう。単純に関係を遮断できればよいのですが、そうもいかないのが難しいところ。彼ら彼女らと、どのように付き合っていけばよいか? 自分がストレスでつぶれないためにどうすればよいか? 人間関係の摩擦に対処し、建設的な方向に変えていくための、具体的なアドバイスが満載!

入山氏

「面倒くさい人と付き合うスキル」が問われる時代

入山章栄

早稲田大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.を取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクールアシスタントプロフェッサー。2013年より早稲田大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)准教授。2019年から現職。Strategic Management Journal, Journal of International Business Studiesなど国際的な主要経営学術誌に論文を発表している。著書に『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)、『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』(日経BP社)、『世界標準の経営理論』(ダイヤモンド社)がある。

2020年6月 発行予定

めんどうな人のマネジメント DEALING with DIFFICULT PEOPLE 立ち読みする amazonで買う

集中力 Focus

執筆者:ダニエル・ゴールマンほか/定価:1,540円(本体1,400円+税10%)/頁数:152

絶え間なく気を引くSNS、どんどん新しくなるスマホやデジタルガジェット……最新のテクノロジーやサービスによって、私たちの注意や興味関心は、あらゆる方向から奪われる時代となりました。しかし、仕事であれ学業であれ、集中力なくして、どんな成果も上げることはできません。日常生活に溢れる雑音をシャットアウトし、自分の気を散らすものから身を守り、本当に大切なこと、自分がすべきことに集中するにはどうすればよいのでしょうか?本書では、集中力を培う具体的テクニックとともに、自分の人生を取り戻す方法を紹介します。

石川氏

どうすれば人は集中できるのか

石川善樹

1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。公益財団法人Wellbeing for Planet Earth代表理事。「人がよく生きる(Good Life)とは何か」をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行う。専門分野は、予防医学、行動科学、計算創造学、概念工学など。近著は、フルライフ(NewsPicks Publishing)、考え続ける力(ちくま新書)など。

2020年9月 発行予定

めんどうな人のマネジメント DEALING with DIFFICULT PEOPLE 立ち読みする amazonで買う

自信 Confidence

執筆者:ロザベス・モス・カンターほか/定価:1,540円(本体1,400円+税10%)/頁数:150

最近、「インポスター症候群」という言葉が話題となっています。周囲から見れば能力的にも実績面でも問題ないのに、「自分はその地位や環境にいる資格がない」「過大評価されている」など、自分を肯定できなくなってしまうことです。自信は成果をあげる原動力であり、先行き不透明な時代にこそ、自分を信じ、一歩踏み出す力が必要です。自信はどこから生まれてくるのか、どのように培えばよいのか。自分を支え、メンバーを元気づける方法を紹介します。

藤原氏

「自信」の構造

藤原和博

教育改革実践家/元リクルート社フェロー、杉並区立和田中学校・奈良市立一条高校・元校長。リクルートのトップセールス、新規事業部長を経て初代フェローというスーパービジネスマンの世界から転じ、東京都初の民間中学校長や奈良市一条高校校長として様々な改革を断行。講演回数1500回超の人気講師で、書籍は『10年後、君に仕事はあるのか?』『100万人に1人の存在になる方法』(ダイヤモンド社)など84冊累積150万部。詳しくは「よのなかnet」https://www.yononaka.net に。

2020年11月 発行予定

マインドフル・リスニング MINDFUL LISTENING 立ち読みする amazonで買う

マインドフル・リスニング Mindful Listening

執筆者:ジャック・ゼンガーほか/定価:1,540円(本体1,400円+税10%)/頁数:146

上司部下のコミュニケーション、他部署とのコラボレーション、顧客やクライアントとのミーティング……仕事のあらゆるシーンで対話が問われています。もはや「聞く力」が仕事の質を左右するといっても過言ではありません。相手がいま何を言おうとしているのか、なぜそのような話をしているのか。集中力をもって耳を傾けるスキルを身につけるためのヒントを紹介します。

藤原氏

「『聴く力』には希少価値がある」

篠田真貴子

エール株式会社 取締役/株式会社メルカリ 社外取締役
UWC ISAK ジャパン評議員/NPO法人かものはしプロジェクト理事
慶應義塾大学経済学部卒業。ペンシルバニア大学でMBA取得。日本長期信用銀行(現新生銀行)、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ノバルティスファーマ、ネスレニュートリションを経て、2008年、ほぼ日に入社し、取締役CFOを務める。2020年より現職。『アライアンス』(リード・ホフマンほか著、ダイヤモンド社、2015年)の監訳、『仕事と家庭は両立できない?:「女性が輝く社会」のウソとホント』(アン=マリー・スローター著、NTT出版、2017年)の解説ほか、ウェブサイトで洋書紹介など、幅広く活躍している。

2021年2月 発行予定

働くことのパーパス PURPOSE, MEANING + PASSION 立ち読みする amazonで買う

働くことのパーパス Purpose, Meaning + Passion

執筆者:ジョン・コールマンほか/定価:1,540円(本体1,400円+税10%)/頁数:148

地位や報酬といった経済的価値ではなく、意義を感じられる働き方をしたいと考える人が増えています。人生の目標や生きがいと今の仕事に接点はあるか、会社や組織を通じて社会にどのように貢献していきたいのか。本書では、一人ひとりのパーパスと働き方を考えるヒントを提示します。

佐宗氏

「パーパスとともに生きる時代」

佐宗邦威

株式会社BIOTOPE CEO / Chief Strategic Designer
東京大学法学部卒。イリノイ工科大学デザイン学科(Master of Design Methods)修士課程修了。P&Gにて、ファブリーズ、レノアなどのヒット商品のマーケティングを手がけた後、ジレットのブランドマネージャーを務めた。ヒューマンバリュー社を経て、ソニー株式会社クリエイティブセンター全社の新規事業創出プログラム(Sony Seed Acceleration Program)の立ち上げなどに携わった後、独立。BtoC消費財のブランドデザインや、ハイテクR&Dのコンセプトデザイン、サービスデザインプロジェクトを得意としている。
著書に、『ひとりの妄想で未来は変わる VISION DRIVEN INNOVATION』(日経BP)、『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』(ダイヤモンド社)、『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』(クロスメディア・パブリッシング)。
多摩美術大学特任准教授。大学院大学至善館准教授。

2021年5月 発行予定

リーダーの持つ力 Power + Impact 立ち読みする amazonで買う

リーダーの持つ力 Power + Impact

執筆者:ダッチャー・ケルトナーほか/定価:1,540円(本体1,400円+税10%)/頁数:148

リーダーが権力を濫用するのは問題ですが、一方で、地位や役職に伴う力をきちんと使わないこともまた、チームに疑心暗鬼を生じさせたりして、組織のパフォーマンスを損ねてしまいかねません。リーダーに必要なのは、パワーに振り回されず、正しく使いこなすスキルなのです。

山口氏

「パワーの過去・現在・未来」

山口周

独立研究者 / 著述家
1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。電通、BCGなどで戦略策定、文化政策、組織開発等に従事。著書に『ビジネスの未来』(プレジデント社)、『ニュータイプの時代』(ダイヤモンド社)、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)、『武器になる哲学』(KADOKAWA)など。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科修士課程修了。
株式会社中川政七商店社外取締役、株式会社モバイルファクトリー社外取締役。

2021年8月 発行予定

人を動かす力 INFLUENCE+PERSUASION 立ち読みする amazonで買う

人を動かす力 Influence + Persuasion

執筆者:ロバート・チャルディーニほか/定価:1,540円(本体1,400円+税10%)/頁数:140

組織として新しいことにチャレンジする時、大きく方向転換を図る時……どんな場合でも腹落ちしなければ人は動きません。とりわけパーパスが問われる時代には、リーダーには人を腹落ちさせるスキルがますます求められるでしょう。説得力をもって影響力を及ぼしていく方法をコンパクトにまとめました。

富山氏

「人を動かすとはどういうことか」

冨山和彦

経営共創基盤(IGPI)グループ会長
日本共創プラットフォーム(JPiX) 代表取締役社長
ボストンコンサルティンググループ、コーポレイトディレクション代表取締役を経て、2003年 産業再生機構設立時に参画しCOOに就任。解散後、2007年に経営共創基盤(IGPI)を設立し代表取締役CEO就任。2020年10月より現職。2020年日本共創プラットフォーム(JPiX)設立。
パナソニック社外取締役。経済同友会政策審議会委員長、財務省財政制度等審議会委員、財政投融資に関する基本問題検討会委員、内閣府税制調査会特別委員、経済産業省産業構造審議会新産業構造部会委員ほか政府関連委員多数。
東京大学法学部卒、スタンフォード大学経営学修士(MBA)、司法試験合格。

2021年11月 発行予定

人の上に立つということ Leadership Presence 立ち読みする amazonで買う

人の上に立つということ Leadership Presence

執筆者:デボラ・タネンほか/定価:1,540円(本体1,400円+税10%)/頁数:140

ダイバーシティ&インクルージョン時代のリーダーは、何を起点に考え、どのように振る舞うべきでしょうか。メンバー一人ひとりの多様性を活かすマネジメントとはどのようなものでしょうか。これからのリーダーのあり方を考えるヒントを提示します。

佐々木氏

「『自分のため』にリーダーになる」

佐々木常夫

佐々木常夫マネージメント・リサーチ代表
秋田市生まれ。1963年秋田高校卒。69年東京大学経済学部卒業後、東レ株式会社に入社。繊維事業企画管理部長、プラスチック企画管理部長、経営企画室長などを経て2001年東レ取締役、03年(株)東レ経営研究所社長、10年から(株)佐々木常夫マネージメント・リサーチ代表取締役。
自閉症の長男を含む3人の子どもの世話と肝臓病とうつ病に罹り40回以上の入院を繰り返す妻の世話に忙殺される状況の中でも仕事への情熱を捨てず、さまざまな事業改革に全力で取り組む。東レ3代の社長に仕えた経験から独特の経営観を持つ。内閣府男女共同参画会議議員や経団連理事、東京都の男女平等参画審議会の会長、大阪大学法学部客員教授などの公職も歴任。
著書に『ビッグツリー』『そうか、君は課長になったのか』『働く君に贈る25の言葉』(以上、WAVE出版)、『50歳からの生き方』(海竜社)「リーダーの教養」(ポプラ社)『40歳を過ぎたら働き方を変えなさい』(文響社)などのベストセラーがあり発行部数は180万部を超える。2011年ビジネス書最優秀著者賞を受賞。「ワーク・ライフ・バランス」のシンボル的存在と言われている。
オフィシャルWEBサイト http://sasakitsuneo.jp/

このシリーズについて

本シリーズは、『ハーバード・ビジネス・レビュー』、および、同誌のウェブサイトに掲載された、EIに関連する選りすぐりの論文と記事をテーマごとに収録したもので、米国でも高い人気を博しています。日本では、『幸福学』『共感力』の2タイトルを同時リリースを皮切りに、3カ月おきに1タイトルずつ刊行予定です。

本の仕様は、四六判変形サイズ(タテ188mm、ヨコ118mm)、ソフトカバー。縦長のフォルムで手になじみやすく、カバンやポケットにすっと収まります。やわらかなペールトーンをテーマカラーとした、生活の中で主張しすぎないデザイン。いつもかたわらに置いて、気が向いた時に手に取れる、さりげなさが特徴です。

書影

編集よりご挨拶

EIは、いつ頃から注目を集めているのでしょうか?

米『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌の編集者によれば、はじめてその兆しを感じたのが、1998年のこと。EQ(こころの知能指数)で有名なダニエル・ゴールマンの論文「What Makes a Leader?」(邦訳「EQが高業績リーダーをつくる」DHBR2000年9月号)が、発表されるや否や、全米で大反響を呼んだそうです。

以降、リーダーやマネジメントの心理的側面に着目する論文や記事がぽつぽつと発表され、とくにここ10年は、「マインドフルネス」「レジリエンス」といったキーワードを目にするようになりました。およそ20年をかけてEIに関する研究が進み、いまや、世界のリーダーが必ず押さえておくべき領域となったのです。

社会や技術の急激な進化によって、個人の生活や人生が翻弄されるようになり、自分自身がどう生きるべきか、周囲の人たちとともに何をなすべきか、答えのない主観的な事柄について考えざるをえない時代となりました。これからますます、自分なりの幸せや目的をどのように見出していくか、つらい状況をどう乗り越え、折れそうな心を回復させていくかといった、ソフト面のスキルが重要となることでしょう。

すでに、EIが高い人は納得のいく人生を送ることができる、という調査結果も出てきています。
本シリーズは、EI研究における世界の第一人者の記事と論文を集めたアンソロジーです。すぐれた知見がコンパクトに読める点が、世界のエグゼクティブに好評を博しています。

ダイヤモンド社
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
EIシリーズ編集長

前澤ひろみ