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金融市場異論百出

学校の先生にもレイオフの嵐
米国消費の先行きに漂う暗雲

2009年8月27日
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 米国の経済指標は強弱入り混じった状況が続いている。最悪期は終わっているが、回復のペースは遅い状態が続きそうである。

 最近発表された米小売り販売店の四半期決算を見ると、高級デパートのサックスは、前年よりも赤字が拡大した。中級から高級の小売り店やアパレル販売の多くは、苦境が続いている。

 一方、安売り最大手のウォルマートは昨年並み、ディスカウントチェーンを持つTJXは過去最高の利益を計上した。サックスは、販売価格帯を下げた「オフ・フィフス(五番街)・アウトレット」を拡大していくという(「ニューヨーク・タイムズ」)。

 自分は当面は失業を回避できそうだと思える人びとが、春以降、安売り店での買い物を中心に、消費をある程度増加させている。

 しかし、最近のギャラップ調査によれば、レイオフを心配している人は31%もいる(昨年8月調査は15%)。また、民間賃金の伸び率は過去四半世紀で最も低い。

 FRBは6月発表のFOMC声明文で、家計支出を制約している要因に失業問題、住宅価格の下落、信用のタイト化を挙げていた。8月12日発表の声明文には、新たに「停滞している所得の伸び」が加えられた。

 FRBは、経済の悪化が止まったことを評価しつつも、GDPの7割を占める消費の先行きをまだ楽観できていない。

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