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現役東大生が教える「ゲーム式」暗記術
【第2回】 2017年4月7日
著者・コラム紹介バックナンバー
西岡壱誠

おもしろくない暗記を楽しくすることで東大合格をはたした「ゲーム式」暗記術とは

偏差値35の落ちこぼれが 奇跡の東大合格をはたした、『現役東大生が教える「ゲーム式」暗記術』。本連載では同書の勉強嫌いでも続けられるゲーム式暗記術や、東大生の勉強にまつわるエピソードを紹介していきます。「英熟語ポーカー」「単語マジカルバナナ」「メモリーチェックゲーム」「暗記復讐帳ゲーム」など英語、資格試験……なんにでも使える24のゲーム式暗記術に注目です!

暗記は「つまらない」から覚えられない

みなさん、暗記ってつまらないですよね。

人生において、暗記をやらなければならない場面は数多く存在します。
しかし、楽しく暗記できる人なんてほぼ存在しないのではないでしょうか?
実際、私もそうでした。元偏差値35の自分は記憶力が悪く、嫌々ながらに暗記を試みて、その度に挫折していました。

東大に二回挑み、東大に二回とも惨敗して、東大に合格する人間は「きちんと休憩を入れつつ、無理なく、少し楽しみながらの勉強」をしているのだと気付き、また「つまらない暗記」や「苦しい勉強」に嫌気が指した自分は、「なんとか楽しく暗記する方法はないだろうか?」と考えました。
そして思い付いた「最高の『苦肉の策』」が、「ゲーム式」暗記術です。

この暗記術のおかげで東大輩出者数ゼロの学校のビリだった私は、東大模試第4位になり、念願の東大に合格することができました。

 「なぜゲームなのか?」と問われれば、答えは簡単。私がゲームが好きだからです。
「そんな理由?」と思う人もいるかもしれませんが、この「好き」ってとても大切なことだと思うのです。
例えば、「机に向かうのは大変でも、テレビゲームなら何時間でもできる」という人や、
「暗記なんて面倒だけど、スマホゲームなら空き時間にいくらでもできる」という人は多いはずです。

人間、好きなことならばいくらでも実践できるし、いくらでも覚えられるもの。
九九がなかなか覚えられない子供でも、81を優に超えるポケモンの名前は暗記できたりしますよね?

実際、脳の働きからも、楽しく暗記したものの方が覚えられるということが説明できます。暗記というのは、脳の中の「海馬」という器官が行うものですが、「扁桃体」という人間の快不快を判断する脳の器官が、この海馬の近くに存在し、海馬に影響を与えることが最近の研究で証明されています。

つまりは、脳というのはどんな人の脳であっても「面白いな」「楽しいな」と感じた情報のほうが暗記できるように作られているのです
「好きこそ物の上手なれ」。「好きになる」事こそが「上手」への近道。つまらないから暗記できないならば、楽しく暗記すればいい。暗記を、好きになればいい。そのための方策が、「ゲーム式」暗記術なのです。

偏差値35から奇跡の東大合格をはたした
「ゲーム式」暗記術とは

 「ゲームである」というのは、様々なメリットを生みます。

例えばです。普通、みなさんは「健康のために毎日ウォーキングをしよう!」と思って、それが実践できるでしょうか?なかなか思い立っても、毎日実践するのは難しいですよね。
ウォーキングになんらかの「面白味」がないと、三日坊主になりがちです。
しかし最近、毎日外に散歩に出掛ける人々が急増しています。「ポケモンGO」の影響です。スマホアプリの「ポケモンGO」のおかげで、単純な散歩に「外に出てポケモンをGETする」というゲーム性が付与されて、毎日楽しくウォーキングをする人々が増えたわけです。

 「ゲーム式暗記術」も、これと同じです。
散歩、というつまらないものに「ポケモンGO」というゲーム性が付与されたように、
暗記、というつまらないものに「ゲーム式」というゲーム性を付与し、
「勉強しよう!」と思わないでも、「ゲームをしよう!」と思うだけで勉強できる。
「暗記しよう!」と思わないでも、「ゲームに勝とう!」と思うだけで暗記できる。
ゲームだからこそ暗記できるし、ゲームだからこそ実践できる。
これこそが「ゲーム式」暗記術なのです。

さてみなさん、そんな「ゲーム式」暗記術、実践してみたいと思いませんか?
そんな人のために翌週から連載で、3つのゲーム式暗記術を紹介したいと思います。

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東京大学2年生。1996年生まれ。 東大輩出者ゼロの無名校でゲームにハマり、落ちこぼれ、学年ビリに。 偏差値35の絶望的状況から一念発起して東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で、箸にも棒にもかからず不合格。崖っぷちの状況で「ゲーム式暗記術」を開発し、みるみるうちに偏差値が向上。東大模試第4位になり、奇跡の東大合格をはたす。 現在は、かつての自分と同じような崖っぷちの受験生に、家庭教師として勉強を教えている。 教え子の一人は、英語が絶望的な成績だったにもかかわらず、「ゲーム式暗記術」で、見事、東京外国語大学に合格している。大学では、東京大学で44年続く書評誌「ひろば」の編集長を務める傍ら、東京大学で25年の歴史がある「法と社会と人権ゼミ」のパート長も務めている。 その他、学外では中小企業庁の事業「ふるさとグローバルプロデューサー育成支援事業」にも参加している。 趣味はゲーム。テレビゲームはもちろん、スマホゲームからカードゲームまで幅広くプレイ。特に、高校生時代にハマった「女神転生シリーズ」は100時間以上プレイした。


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