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 浦和レッズがアジア王者の座をつかみ取ろうとしている。

 アジアのナンバー1サッカークラブを決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の第1戦、浦和レッズvsアル・ヒラル戦が11月18日にサウジアラビアのキング・ファハド国際スタジアムで行われ、浦和は1-1の引き分けという成果を収めた。

 ACLの決勝はホーム&アウェーの2試合で勝者を決めるが、敵地での試合を引き分けたのは大きい。スタジアムを埋めた約6万人の観客の大半はアル・ヒラルのサポーター。おまけに審判も「中東の笛」と呼ばれるホームチーム寄りの判定をする。その厳しい状況で引き分けただけでなく、1点を入れた。この1点が大きな意味を持つ。

 第2戦は11月25日(土・17時15分)に浦和のホーム、埼玉スタジアムで行われる。今度は約6万人の観客の大半が浦和のサポーターであり、熱烈な応援を背に優位に戦える。また、得失点差が同じ場合はアウェーでのゴール数で勝ったチームが勝者となる規定があるため、仮に0-0の引分けでも浦和が優勝となる。ACL決勝のような緊迫した試合でのこの差は大きなアドバンテージだ。なお、優勝すれば浦和としては10年ぶり2度目、日本勢では2008年のガンバ大阪以来9年ぶり6度目の栄冠となる。

ACL決勝進出最多を誇る
サウジのアル・ヒラルとは

 ただし、アル・ヒラルはそんな劣勢も跳ね返す力を秘めたクラブだ。ACL(前身のアジアクラブ選手権を含めて)決勝進出回数は最多の5回を誇り、2回の優勝がある中東の雄だ。監督を務めるのはアルゼンチン代表で活躍し、Jリーグ創設期には横浜マリノスでプレーして初代得点王にも輝いたラモン・ディアス。日本のサッカーをよく知っており、どんな戦術を使って来るか不気味だ。