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「クマのよう」から20キロ減でメタボ脱出!
ビジネスマンの等身大“ダイエット物語”

週刊ダイヤモンド編集部
【11/12/31号】 2011年12月26日
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「クマのよう」と言われた社長
あの頃の体に戻って走りたい!

 2011年12月11日、三成紀夫(59歳)はハワイで開催されたホノルルマラソンを完走した。1回目の1993年、2回目の09年に続き3度目の完走だった。

 スイスの化学品メーカーの日本法人、クラリアントジャパン社長として国内外を飛び回る三成は身長181センチメートル、体重83キログラム。軽やかに激務をこなす様はデキるビジネスマンそのものだが、かつては社員たちから「クマのよう」といわれる体重100キログラム超の巨漢だった。彼を20キログラムもの減量へと導いたのがマラソンだった。

 三成のダイエット物語は09年春に始まる。信州からの旅の帰り道、電車の中で「やせて、もう一度ホノルルマラソンを走ろう」と思い立った。人間ドックで体重を減らすよう毎回警告され、そのたびにフルマラソンを走った過去を思い出していたからだ。

 学生時代は細身の体で柔道に励んだが、社会人になると体重は入社時の75キログラムから右肩上がりに増えた。それでもホノルルマラソンを走った93年はギリギリ80キログラム台。103キログラムまで増えた09年は昔の面影などすっかり消えていた。

 「あの頃の体に戻って走りたい」

 早速ジョギングシューズを履いてみたが、1キロメートルも走れない。暑さにも負けて顔はみるみる紅潮。高齢のランナーたちに追い抜かれては落ち込み、重い体を支えるひざと腰は悲鳴を上げた。10キロメートル歩くのがやっとだった。

 ジョギングと同時に食事制限が必要だったが、夜は飲み会の日々。顧客の接待はもちろん、食事と酒が大好きな外国人が多い職場だけに、夜は大事なコミュニケーションの場だった。仕事を犠牲にしないために食事制限は朝と昼に限定した。

 土日を中心に週に2~3回走り続けると、距離は徐々に伸び、8月には10キロメートルを走れるようになった。しかし減量は距離には比例しなかった。「全然減らない時期と一気に減る時期があり、減らない時期はどんなに頑張っても落ちなくて苦しかった」。それだけに11月に90キログラムの大台を切った瞬間の喜びはひとしおだった。12月の大会出場時には83キログラムまで体重を落としてみせた。

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