『週刊ダイヤモンド』2月3日号の第1特集「通勤25分圏外の勝つ街 負ける街」では、大規模データを用いて初めて「郊外格差」を明らかにした。ランキングの一部は誌面に掲載したものの、そこには収まりきらなかったデータを本誌読者だけにご紹介しよう。(「週刊ダイヤモンド」編集部・小島健志)

 今回の特集は「郊外とは何か」を定義するところから始まった。まず、ナビゲーション、電車・バスなどの乗り換え案内サービス「NAVITIME」を運営するナビタイムジャパンの協力を得て、首都圏1都3県、関西2府3県の全駅データを取得した。

 ここで対象を、最短移動時間(乗り換え時の徒歩を含む)のデータを基に、0〜25分を「都心」、26分〜45分を「準都心」、46分〜100分を「郊外」と定めた。移動時間の起点について、首都圏は私鉄やJRの結節点である「大手町」、関西は同じく「梅田」とした。

 その上で「都心」を除外し、移動時間が26〜100分かかる駅をランキングや掲載対象に定めた。これは、都心への通勤時間が2時間以内の駅を想定したためである。なお、有料特急は使わないことが前提だ。

 以下のマップを拡大、縮小することで、自身の駅がどこに位置するかわかるはずだ。都心を灰色、準都心を赤色、郊外を青色で色分けしている。

■「郊外判定」マップ

 さらに、首都圏と関西/準都心と郊外の総合偏差値をそれぞれ求めてランキングを作成した(ランキングの作成方法と採用指標に関する詳細は本誌58ページを参照)。以下のリンク先から全てのランキングを確認できる。検索ができるので、誌面で見つからなかったあなたの街を探していただきたい(ただしランキング除外の街も多数ある)。

■首都圏「準都心」「郊外」ランキング

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■関西「準都心」「郊外」ランキング

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 最後に移動時間と総合偏差値をプロットした図もご紹介しよう。ここではそれぞれの点にマウスのポインターを当てることで各データが確認できる。自身の街と同じ移動時間ながら、ほかの街とどれだけ「格差」があるのかを実感できるはずだ。

首都圏格差マップ

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関西格差マップ

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