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働き盛りのビジネスマンを襲う 本当に怖い病気

長年の粗食信仰が生んだ誤解
40歳で栄養失調になったテレビマン

市川純子 [(財)日本ヘルスケアニュートリケア研究所]
【第38回】

思わぬ原因で
長年の疲労、顔色の悪さに悩まされた
テレビ制作会社勤務Dさん(40歳)

徹夜でロケ弁が当たり前
自分で食べるものくらいは粗食に

 Dさんの仕事場はテレビ局。技術系の専門学校を出て20年。テレビ制作会社に入社して出向というカタチでテレビ局に勤務している。テレビ局は24時間、人が動いているので、時間の感覚がなくなってしまった。朝9時に会社に行き、夕方帰宅して、家で晩御飯を作って食べる生活なんて、社会人になって一度も記憶にないと思う。

 Dさんの起きている時間の食事のほとんどは、揚げ物がメインのロケ弁当かコンビニ弁当、あるいは編集室の出前のピザ。最近は出前の釜飯も加わったが、40になって一人暮らしの今もそんな食生活を続けている。

 帯の情報番組のアシスタントディレクターから、現在はチーフディレクターになった。しかし、やっていることは昔と変わらない。企画会議、取材、編集、オンエア。これの繰り返し。1週間で唯一休めるのは、週1回のオンエア日の午後だ。前日編集室で徹夜していることも多いから、この午後だけは寝だめをする。午後3時くらいから12時近くまで寝て、起きていつもの夕飯を食べる。メニューはコンビにのおにぎりだ。

 Dさんはテレビで「粗食がいい」と報道されているのを知り、それを実践していた。15年前のアシスタント時代に日本海側の修行のできる有名なお寺の精進料理を取材したことがある。そこのお坊さんたちは粗食ながらイキイキとみえた。自分1人の食事くらいは粗食がいいだろうと、どんなに遅く帰ってもコンビにのおにぎりか、パックのごはんに納豆をかけたものだけを食べてきた。一食300円前後。財布にもやさしいこの食生活は、メニューを考える手間もなく、面倒でないのだ。

会う人会う人に言われる「具合悪い?」

 テレビ局で制作に関わるほぼ全員が、万年快眠不足のうえ不健康そうで、疲れた顔をしている気がする。男性の場合は、肌に透明感が無くなっていて、ハリもない。Dさん自身も35歳を過ぎてから疲れが顔に出ているように感じる。

 番組のスタッフや出演者からは、「Dさんどこか具合悪そう」「Dさん元気なさすぎ」とよく言われる。自分で意識はしていなかったが、周りからは疲れて見えるらしい。たまに「Dさん顔色ないよ」と言われることもある。野菜不足を気にしてサプリメントを飲んで見たが、あまり効果がでない。決して色黒ではないのになんか肌がくすんでみえる。

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市川純子 [(財)日本ヘルスケアニュートリケア研究所]

1961年生まれ。財団法人日本ヘルスケアニュートリケア研究所 所長。広告代理店で大手私鉄の広報を担当。その後PR会社に転職し、医薬品や化粧品分野に携わる。2003 年にJ&Tプランニングを設立。代表取締役に就任。研究や情報の開発も行いヒット商品を数多く手がける。医療健康美容分野の研究のために2010年財団を設立。


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