任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」は、本当にWiiを超えることができるのか。名実ともに同社を復活させたゲーム機は、これからの任天堂に何をもたらすか。前編【任天堂社長「2年目の『スイッチ』は普段ゲームに見向きもしない層まで広がる」】から引き続き、君島達己社長に聞いた。(週刊ダイヤモンド委嘱記者 村井令二)

君島辰己・任天堂社長 Photo by Masato Kato

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スイッチとWiiは
遊び方が違う

――「ニンテンドースイッチ」について、任天堂の代表取締役フェローの宮本茂さん(スーパーマリオの生みの親)が、「究極の野望は1人1台」と発言しました。これは、カジュアルユーザーに舵を切るという宣言ですか。

 いやぁ、話としてはすごく立派なんですが、スイッチって1台3万円しますからね。1人1台のハードルはまだまだ高いです。

 でも、可能性としてはあることはあると思いますよ。お客さんのなかには「このゲームは1人1台必要だ」という方もいて頼もしいです。そもそもハードとしては、1人1台で遊べるようになっていますから。