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達人が教える 「説得力・話し方」の極意(齋藤孝、樋口裕一、池上彰)

樋口裕一が教える「論理力」を鍛える極意

週刊ダイヤモンド編集部
【第2章】 2007年11月9日
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ベストセラー「頭が良い人、悪い人の話し方」の著者 樋口裕一氏は小論文指導で知られている“文章の人”だ。その樋口氏は「説得力のある文章」「説得力のある話し方」とも論理力が欠かせないという。論理力を鍛える秘訣を樋口氏に聞いた。

樋口裕一氏
樋口裕一 「白藍社」主宰

――小論文の先生がなぜ、話し方を考えるようになったのですか。

 これまで6万以上の小論文を添削してきましたが、文章と話し方には、共通点が多いと気づいたんです。途中から話がズレる、主張が的はずれ、主張に裏づけがないか、裏づけが的はずれといったのが愚かな小論文の典型ですが、愚かな話し方も同じ具合です。

――説得力ある文章、説得力ある話し方に重要なのは何でしょう。

 話す場合は、文章以上に相手との関係性を考慮に入れなければなりませんが、基本的には論理性が最重要だと考えます。

 また、相手にじゃまされず、自分の言いたいことを言うための技術も大事です。

――コツはありますか。

 とにかく自分の土俵に持ち込むこと。相手の土俵の上では説得力のあることは言えません。また、小論文の場合は、4部構成で書くことを勧めていますが、これは話すときにも応用できます。

――受験生におなじみの「樋口式4部構成」ですね。

 ただし、若干の違いはあります。たとえば第1部の「問題提起」で、小論文のように「◯◯であろうか」なんて言っていると、相手に答えられて主導権を与えてしまうので、話す場合はまず結論を言い、次に「理由はこうだ」と話を進めないと説得力は発揮できません。

――第1部の「問題提起」の後は、「意見提示」「展開・根拠」「結論」という流れですね。

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達人が教える 「説得力・話し方」の極意(齋藤孝、樋口裕一、池上彰)

「説得」はコミュニケーション技術の集大成だ。斎藤孝氏が鍛える「説得力」、樋口裕一氏が教える「論理力」、池上彰氏が教える「表現力」。コミュニケーション技術の中でも難しい「説得力」の極意とは。

「達人が教える 「説得力・話し方」の極意(齋藤孝、樋口裕一、池上彰)」

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