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ビジネスパーソンの海外出張を快適なものにするには、空港や航空会社など旅のパーツ選びが重要な鍵。羽田空港は来春、欧州へのフライトが増便し、利便性が高まる。機上でのネット接続やシートの刷新など、航空会社各社は新しいサービスを導入中だ。満足度の高いビジネストラベルを実現するための最新情報を紹介しよう。

 2010年10月に国際化した羽田空港だったが、翌春に発生した東日本大震災の影響により、一部の航空会社の運休や減便などを余儀なくされた。11年から徐々に回復し、新規就航も増加。現在、日本の航空会社2社と海外の18社が同空港に就航している。6月3日には中東のエアライン、エミレーツ航空が就航し、ドバイへの直行便をデイリー運航する。

 11年6月には、国際線旅客ターミナル拡張が決定、本館部分の増設、八つの搭乗ゲートと駐機スポットを備えるサテライトを建設するなど、14年の供用開始に向けて工事が進められている。

14年3月末、
国際線発着枠が拡大

 羽田空港は、いよいよ来春、昼間時間帯の国際線発着枠が年間3万回から6万回へ拡大される。国際線に配分となる1日当たりの発着枠は42枠(42便分=発着84回)と決定。昼間時間帯は今まで近距離のアジア路線に限られていたが、14年3月以降は、欧米を中心とした長距離路線もフライトが可能となる。日本との航空協議ですでに英国やフランス、ドイツなどが就航に合意している。

 ブリティッシュ・エアウェイズ(以下、BA)は、現在、朝6時台に羽田を出発するロンドン便をJALとのコードシェアで運航しているが、14年3月末からの夏ダイヤより昼間発着の定期便就航が見込まれている。BAはJALとの共同事業を12年10月にスタート。東京(成田・羽田)~ロンドン間が週19便となった。加えてJALの国内線31路線が共同運航になり、乗り継ぎが便利になっただけでなく、名古屋・大阪からは往復無料、その他の都市からは1万円の追加のみで利用できる。

 英ヴァージン・アトランティック航空も、来夏に羽田就航を目指すと発表。現在運航されている成田~ロンドン・ヒースロー空港便を羽田発着に移し、昼間の時間帯にデイリーで飛ばす計画だ。最新鋭機B787-9を投入し、機内サービスの拡充も図るという。

 今年、日本就航60周年を迎えたエールフランス航空も14年夏ダイヤより羽田~パリ便の就航を目指している。現在、エールフランスはJALとのコードシェアで羽田に乗り入れているが、来夏からは自社機材で運航。B777での就航を予定しており、将来的にはA380型機の投入も想定しているという。東京や神奈川在住者のみならず、国内線の路線が充実している羽田は国際線とスムーズに乗り継げる空港として、地方在住者にとっても利便性が高い。

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