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はじめてリーダーになる君へ
【第12回】 2013年10月17日
著者・コラム紹介バックナンバー
浅井浩一

”昨日頼んだのに、なんでやってないんだ!”
部下にイライラしたときのリーダーの心がまえとは?

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「なんでやってないんだ!」「先週頼んだ仕事、いつになったらやってくれるんだろう……」。部下に仕事をお願いしたとき、こうしたモヤモヤに襲われることはありませんか?さて本日は、リーダーが知っておくべき、部下を動かすための「さりげない質問」の技術について、お話しします。

命令、指示、叱責よりも、
部下を動かす特効薬とは?

 私は常々、命令や指示、叱責よりも、事実に基づく「さりげない質問」が大きな効果を発揮すると思っています。

 たとえば「自動販売機をきれいに拭く」という基本行動を徹底したい場合、多くのリーダーは「しっかり拭けよ」と指示や命令を出したり、拭いていない部下に対して「何で、拭かないんだ!」と叱責したりします。

 そんなコミュニケーションが必要な場面もあるでしょう。でも、もっとさりげなくて、効果的な方法があると私は考えています。

 私は営業所長をしていたころ、販売店に出かけて行く部下たちの車を一緒に洗ったり、出かける準備を手伝っていました。そのとき、私は出かける部下に対して、「ある質問」を必ずするようにしていました。

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浅井浩一

1958年生まれ。 大学卒業後、JT(日本たばこ産業)に就職。「勤務地域限定」の地方採用として入社。「どんなにがんばっても偉くなれない立場」から、キャリアをスタートさせる。日本一小さな工場勤務での、きめ細かなコミュニケーションを通じた働きぶりを買われ、本社勤務に。その後、営業経験がまったくない中で、全国最年少所長に抜擢され、リーダーとしての一歩を踏み出す。 「まず、自分にできることを一生懸命やる」「部下を信頼し頼る」をモットーに、自ら自転車で販売店をまわり、部下と共に汗をかくひたむきさに、「こんな素人の若造に、何ができるんだ!」と疑念を抱いていた部下たちも信頼を寄せるようになり、営業所の業績も急上昇していく。 「一人の落ちこぼれも作らず、チームが一丸となるマネジメント手法」により、職場再建のプロと称され、次々と任された組織を活性化させ、とうとう歴代最年少の支店長に大抜擢。31支店中25位より上位の成績をとったことがなく、閉塞感に陥っていた高崎支店(群馬県管轄)を2年連続で日本一に導く。また横浜支店(神奈川県管轄)では、会社史上初の外資系企業からのシェア奪還を果たすなど、数々の偉業を達成。 2001年より日本生産性本部(経営アカデミー)で多くの企業幹部を指導。2013年4月、JAICフェローに就任。現在、「人の本質に根ざしたマネジメントの実践」をメインテーマに、業種を問わず、数多くの企業、大学、ビジネススクール、各種業界団体、NP0団体、行政機関等で幅広く講演、コンサルティング、学会での提言活動等を行う。


はじめてリーダーになる君へ

本連載は、「リーダーを任されたけど、どうしていいかわからない」「思うように部下が動いてくれなくて、困っている」、そんな悩みを持つ、若いビジネスパーソンに向けたものです。営業経験ゼロでリーダーに抜擢され、たった1年で部下の心をまとめ、どん底チームを日本一に導いた著者が、「リーダーシップの基本スタンス」と「今、やるべきこと」をお伝えいたします!

「はじめてリーダーになる君へ」

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