ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
男の復権 ~女は男を尊敬したい~
【第5回】 2008年10月30日
著者・コラム紹介バックナンバー
池内ひろ美 [夫婦・家族問題コンサルタント]

男のプライドを守るための
「夫の小遣い」適正額は?

1
nextpage

 「この不況にもかかわらず、うちの夫ったら毎月の自分の小遣いをもっと値上げしてほしいって言うんですよ」

 相談室のソファから今にも起ち上がらんばかりに声をあらげる女性は40歳専業主婦、小学校5年生と4年生の2人の男の子を育てる母親である。

 相談者の彼女だけでなく、「夫の小遣い」が夫婦間で問題として取り上げられることはよくある。主に相談するのは妻の側だ。家計のやりくりを任せられている妻たちは、夫の小遣いが増えることによって、食費や雑費を細かく節約しなければならない、子どもにかけるお金が減ってしまうと憤慨する。

「夫の小遣い」
平均額は3万9400円!

 最新のデータによると、日本の夫たちの小遣い平均は3万9400円。子供の有無でその金額はだいぶ変わるようだが、子持ちの夫であれば一番多いのは3万円台だそうだ【GE Money「2008年サラリーマンの小遣い調査」より】。

 ちなみに相談者の彼女の夫は年収950万円。1ヶ月の小遣いは4万円だという。

 「平均より高い小遣いを与えているのに、夫は不満なんですよ。小遣いを上げなければ給与口座も自分で管理すると言いはじめています。いい加減にしてほしいわ!」

 ヒステリックな妻の口調では、夫の側からも彼女に対して「いい加減にしてほしい」と思っているかもしれない。

 彼女は、多くの専業主婦世帯と同じように、夫の給与が振り込まれた銀行口座を妻が管理し、夫に毎月小遣いを渡している。

1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
自分の時間を取り戻そう

自分の時間を取り戻そう

ちきりん 著

定価(税込):本体1,500円+税   発行年月:2016年11月

<内容紹介>
生産性は、論理的思考と同じように、単なるスキルに止まらず価値観や判断軸ともなる重要なもの。しかし日本のホワイトカラー業務では無視され続け、それが意味のない長時間労働と日本経済低迷の一因となっています。そうした状況を打開するため、超人気ブロガーが生産性の重要性と上げ方を多数の事例とともに解説します。

本を購入する
ダイヤモンド社の電子書籍
(POSデータ調べ、11/20~11/26)


注目のトピックスPR


池内ひろ美 [夫婦・家族問題コンサルタント]

1961年岡山市生まれ。96年「東京家族ラボ」を設立。精神科医、弁護士等と協力体制をとり、総合的な家族問題カウンセリング等を行なう。テレビ出演や講演も多数。著書に「夫婦再生レッスン」(健康ジャーナル社)、「良妻賢母」(PHP新書)ほか。

・池内氏主宰サイト「池内ひろ美オフィシャルサイト」「東京家族ラボ」「ファミリー・クラブ」

・池内氏ブログ『池内ひろ美の考察の日々』


男の復権 ~女は男を尊敬したい~

夫の平均小遣い36000円、失われる父親の威厳、激増する熟年離婚、etc・・・。男が生きにくい時代だからこそ、もっと素敵な男性が増えてほしい。女というフィルターを通して、『男の復権』について考える。

「男の復権 ~女は男を尊敬したい~」

⇒バックナンバー一覧