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ズバ抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか――本棚にもルールがある
【第1回】 2014年12月5日
著者・コラム紹介バックナンバー
成毛 眞

本棚に「すきま」がない人間は
いい仕事ができない!?

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年の瀬の大掃除に、本棚も整理しようと思っている人も多いだろう。
しかし、いったいどんな本を残し、どんな本を処分すればいいのだろうか。
本棚には実はルールがある。
それを知っているか、知っていないかの違いで、あなたの未来の読書、ひいては教養に差が出てくる。

優れた経営者に
本を読んでない人間はいない

 読書が趣味の人間は、本の置き場に困る経験をよくしているだろうと思う。私も、最低でも年間で200冊は本を読む。そこで問題になるのは本棚である。

 気分が赴くままに本を買っていると、本棚はすぐにいっぱいになる。ただし、そこで買う本の量をセーブするのは愚かな人間のすることである。 気になった本は、片っ端から買うべきだ。
 自分の好きなジャンルの新しい情報、仕事で関わっている業界の最先端の知識、テレビで見て興味を持っていた最新の科学について、本を読めば読むほど、昨日まで知らなかったことを知ることができる。

 多くの本を読めば、本を読まない平凡な人とは違った人間になれる。優れた経営者たちや、クリエイティブな人間に、本をたくさん読んでいない人間はいない

 私はあるときまで、読んだ本はすべて自宅に保管していた。本棚からは本が溢れ、それを廊下に積むせいで狭くなって転んでしまうなど、人間としての生活に支障が生じることも仕方ないと諦めていた時期もある。まさに本末転倒だ。しかしあるとき、これでは本棚を持っている意味がないと気がついた。そのときから本棚を見る目が変わった。
 本棚をどう扱うのが良いのかあれこれ試した結果、得られた「私の理想の本棚」の条件がある。

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1955年、北海道生まれ。中央大学商学部卒。 株式会社アスキーなどを経てマイクロソフト株式会社に入社、36歳で同社代表取締役社長に就任。1991~2000年、同社代表取締役社長。 2000年、投資コンサルティング会社インスパイアを設立。2011年、書評サイト「HONZ」を開設。現在、インスパイア取締役ファウンダー、スルガ銀行社外取締役、早稲田大学ビジネススクール客員教授。著書に、『大人げない大人になれ! 』(新潮文庫)、『面白い本』(岩波新書)、『成毛眞の本当は教えたくない意外な成長企業100』(朝日新聞出版) 、『ビジネスマンへの歌舞伎案内』(NHK出版新書)などがある。


ズバ抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか――本棚にもルールがある

あなたの本棚はどういう状態だろうか? もしぎっしり詰まっていて、中身があまり変わっていないようなら要注意。本は、あなたの知識の源なので、ここ何年かのあなたの頭の中身も変わっていないと言えるからだ。 本棚にも、ルールがある。そのルールを知るだけで、効率良く知識が手に入る。本連載ではマイクロソフトの元社長であり、優れた書評家でもある成毛眞さんに「知を生む」本棚の作りかたを聞く。

「ズバ抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか――本棚にもルールがある」

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