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ありがとうの神様――神様が味方をする習慣
【第5回】 2015年2月20日
著者・コラム紹介バックナンバー
小林正観 [作家]

親がつい子どもに言ってしまう言葉、
「こうしなさい!」が成長の芽をつむ

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「神様が味方をする習慣」とは? 享年62歳でお亡くなりになった小林正観さんが、40年間の研究で、いちばん伝えたかった「ベスト・メッセージ」とは? 「人間関係」・「仕事」・「お金」・「子ども」・「病気」・「運」・「イライラ」・「男女」など、全ての悩みが解決するヒントがここにあります。

自分の子どもを
「天才」に育てる方法がある

 子育てに関して、「親が子どもをしつけなくてはいけない」と気負いすぎている母親を見かけます。しかし、子育ての本質とは、子どもをしつけることではなく、
「子どもの芽を摘まないこと」
です。子どもに「ああしなさい、こうしなさい」と手をかけすぎるから、子育てが重荷になります。

 でも、「あなたのこういうところがステキよ」「あなたのこの部分がすごいね」と、「ひとりのファン」として喜んであげることができたら、子育ては楽しいものになります。
子どもが「キラリと光る片鱗」を見せたら、それを一緒に喜んであげる。それだけでいいのではないでしょうか。

 心理学では、「初期印象効果(インプリンティング)」と呼ばれる刷り込み効果が認められています。
 たとえば、動物は、生まれた瞬間に目の前に動くものがあると、それを「親」だと思ってしまいます。

 インプリンティングの視点から人間を見たとき、母親は、「自分の人生の初期に、いちばん多く接する人」です。
 男の子からすると、母親は「はじめての恋人」であり、女の子からすると、「はじめてのお手本」といえるでしょう。

 子どもの才能を伸ばしていくには、身近にいる母親が大きな影響を及ぼしているようです。

 母親から、「いつも肯定されている子ども」は、自分の関心事を否定されないので、自分の才能をスムーズに開花させることができます。母親が「あなたは、そのままでいいのよ」と受け入れていくと、子どもは個性的に、のびのびと育ちます

「芽をつぶさない」ことと「甘やかす」ことは違いますから、常識的に間違っていることがあれば、その都度、指摘したほうがいい。
 ただし、指摘をするときは、「笑顔」を忘れないこと。そして、子どもが言うことを聞かなくても、頭ごなしに子どもを否定しないことが大切です。

「天才のつくり方」というものがあります。
 私が思うに、天才と呼ばれた人たちには、共通項があるようです。それは、母親の存在です。天才を育てた母親は、「子どものことを、丸ごと全部受け入れ、肯定していた」のです。

たとえば、子どもが、アリの行列を何時間も見入っていても、もやしが生えるのを一晩中眺めていたとしても、「何をしているの? 早く寝なさい」「そんな変わったことをしていないで、普通の子どもになりなさい」とは叱りません

 子どもに対して文句を言ったり、小言を言ったりしないで、「この子は、こういう子なんだ」と肯定的な見方をする。その結果、子どもの才能は、すくすくと伸びていくのではないでしょうか。

 天才をつくるのは、難しくありません。「この子は、こういう子だ」と認め、守り育ててきた子どもが天才になります。
 子どもが、夢中になっているときに、「すごいね」と言って丸ごと受け入れ、ニコっと笑顔で接してあげればいいのです。

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小林正観 [作家]

1948年、東京生まれ。作家。2011年10月逝去。学生時代から人間の潜在能力やESP現象、超常現象に興味を持ち、心学などの研究を行う。講演は、年に約300回の依頼があり、全国を回る生活を続けていた。著書に、『楽しい人生を生きる宇宙法則』『「人生を楽しむ」ための30法則』(以上、講談社)、『笑顔で光って輝いて』(実業之日本社)、『心に響いた珠玉のことば』(ベストセラーズ)、『宇宙を味方にする方程式』『宇宙を貫く幸せの法則』(以上、致知出版社)、『「そ・わ・か」の法則』『「き・く・あ」の実践』(以上、サンマーク出版)、『神さまに好かれる話』(三笠書房)、『釈迦の教えは「感謝」だった』『淡々と生きる』(以上、風雲舎)、『無敵の生きかた』『豊かな心で豊かな暮らし』(以上、廣済堂出版)、『この世の悩みがゼロになる』 『悟りは3秒あればいい』(以上、大和書房)、『100%幸せな1%の人々』(KADOKAWA中経出版)、『もうひとつの幸せ論』『ありがとうの神様』(以上、ダイヤモンド社)など、多数。


ありがとうの神様――神様が味方をする習慣

「神様が味方をする習慣」とは? 享年62歳でお亡くなりになった小林正観さんが、40年間の研究で、いちばん伝えたかった「ベスト・メッセージ」とは? 「人間関係」・「仕事」・「お金」・「子ども」「病気」・「運」・「イライラ」・「男女」など、全ての悩みが解決するヒントがここにあります

「ありがとうの神様――神様が味方をする習慣」

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