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就職できない若者の「トンデモ言動」

内定辞退しそうな人、しない人を見極める方法

櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]
【第39回】 2015年8月26日
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あなたの会社が内定を出した学生も、来年必ず入社してくれるとは限りません

 就職解禁から3週間が経ち、経団連加入企業の面接も進んでいます。しかし同様に問題になっているのが、内定者による相次ぐ辞退ではないでしょうか。

リクルートキャリアの就職みらい研究所によると、2015年8月1日時点での大学生の就職内定率は64.4%となっています。

 優秀な学生は1人で複数の内々定を持っているものの、当然として就業できる企業は1社のみです。8月以降に始まった経団連の指針に則って採用活動を行う企業の内々定を取得した時点で、それまでに取得した企業の内々定全てを辞退している学生も決して少なくありません。

 これには、経団連企業に先駆けてわざわざ内々定を出した中小・中堅企業はたまったものではありません。なかには経費を追加して学生を繋ぎとめる手段に出る企業もあるようですが、辞退ばかりでは採用計画も大幅に狂ってしまうことになります。

 一方で、8月以前に内々定が出た企業に入社を決める学生もおり、経団連加入の企業の中には8月1 日時点で、想定していたよりもエントリー数が少ないことに悩む企業もあるようです。とはいえ、採用のレベルを大幅に下げることもできません。

 8月1日以降に採用面接を受けている学生も、本当に自社が第一志望なのかはわかりません。そこで面接では、実際に志望度を確認していく必要があります。

「御社が第一志望です」という
言葉の真偽を確かめる方法

 志望動機を聞く際、「御社が第一志望です」という学生に対して、どのように志望度を確認していけばよいのでしょうか?

 当然面接で気になるのは、現在における他社の選考状況です。どんな業界を中心に受けていて実際に内々定を取得している企業はあるのか、などを確認する必要があります。もちろん学生が全て正直に答えてくれる保証はありませんが。

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櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]

1980年生まれ。大手通信会社の人事部、総合人材サービス会社の若者専門コンサルタントを経て独立。
2010年から500名を超える若者を支援し、年間のカウンセリング数は1200回を超える。 独立後は若年者、主婦の再就職、雇用支援機構や公共事業の講師・コンサルタントを中心に活動中。ホームページ:http://www.sakuraichirin.tokyo


就職できない若者の「トンデモ言動」

一部の若者が大量の内定をもらう一方で、ある一定数の若者は1社も内定をもらえない――。そんな現実が今の就職市場にあります。そんな就職難の実態を景況感のせいにしてしまいがちですが、実は内定をもらえない若者には特徴があります。それは、彼らが「トンデモない言動」をすることです。この連載では、3年間で450人ほどの就職できない若者を支援してきたキャリアコンサルタントの櫻井樹吏さんが、彼らのトンデモ言動の中身と、そんな彼らがどう就職していったのかをお伝えします。

「就職できない若者の「トンデモ言動」」

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