ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
1歳からみるみる頭がよくなる51の方法
【第28回】 2016年6月4日
著者・コラム紹介バックナンバー
久保田競 [京都大学名誉教授・医学博士],久保田カヨ子 [脳科学おばあちゃん]

「脳科学おばあちゃん」が教える
絵心、観察力を
はぐくむ言葉がけ

1
nextpage

「脳科学おばあちゃん」久保田カヨ子氏(83)と脳科学の権威・久保田競氏(83)注目の新刊『1歳からみるみる頭がよくなる51の方法』
あの「週刊文春」の「ベストセラー解剖」にも取り上げられ、ソニー創業者・井深大氏も絶賛した『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』や、「Amazonランキング大賞2016上半期【暮らし・健康・子育て】ベスト20」にランクインした『0歳からみるみる賢くなる55の心得』の続篇としてついにリリース!
「1歳から感性豊かな脳を育む五感トレーニング」を「脳科学おばあちゃん」にこっそり紹介してもらおう。

一度に多くの色を与えないで!

久保田カヨ子
(Kayoko Kubota)
1932年、大阪生まれ。
脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。この20年で3000人以上の赤ちゃんの脳を活性化させてきた。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。著書に、累計36万部突破のシリーズ『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』『赤ちゃん教育──頭のいい子は歩くまでに決まる』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』『0歳からみるみる賢くなる55の心得』(以上、ダイヤモンド社)などベストセラー多数。
【株式会社脳研工房HP】 http://www.umanma.
co.jp/

 絵はイメージの世界の現実化です。
「何を描いているのかわからないのに、ほめられない」というお母さんがいるかもしれませんが、そんなことはありません。

 「わー!この線、長く描けたね。しっかりした線だね
ここのところ、お母さん好きよ
色鉛筆、3本増やして描こうか

 などと、ほめてあげてください。

 色鉛筆を与えるときは、はじめに「黒色」を、それから「赤色」や「青色」を増やしていき、一度に多くの色を与えないでください。

 そして、与えられた色だけを使う、偏った使い方をしないように注意することも大切。

絵心、観察力を豊かにはぐくむポイントは、2つあります。

【ポイント1】多くの色を与えすぎない

 彩色には、最初は鉛筆の黒1色。実線が描けたら3色を色分けし、偏った色使いがなくなれば、10色ぐらいセットになったものを与えます。

 絵の具を使って色水遊びで混色したり、重ね塗りしたりできるように条件を整えますが、お母さんも加わって遊べるときにします。

 子どもは多くの色に囲まれていますが、色の組合せは、使える色を少なくします。

 パステルカラーや光沢のあるものを用意するにしても3~10本までにし、ものの形が説明しなくてもわかるまで多くを与えません

【ポイント2】効果的な言葉がけ

 感嘆詞をうまく使い、対象物を一緒に見ます。
 このとき、お母さんが気に入ったものは、具体的に話さないでおきます。

 「あの形、変わっている」「この色、キレイ」は、「わー、いいな」「キレイだなー」などの感嘆詞で表現します。

久保田 競
(Kisou Kubota)
1932年生まれ。医学博士、京都大学名誉教授。世界で最も権威がある脳の学会「米国神経科学会」で行った研究発表は日本人最多の100点以上にのぼり、現代日本において「脳、特に前頭前野の構造・機能」研究の権威。2011年、瑞宝中綬章受章。『ランニングと脳』『天才脳をつくる0歳教育』『あなたの脳が9割変わる!超「朝活」法』など著書多数。

 子どもには評価の基準がありません。
 新しい何かができた、言えた、描けた、そのことだけで満点です。

 子どもの行動に、「上手に、うまい」は、比較できるものがあればできます。

 「この絵より、この絵のほうがママは好き、上手に描けたね
この赤い色、ママの好きな色よ
ママを描いてくれる?ママの好きな色の服着せてね。ママの好きな色、覚えている?
わぁー、うまく描けたね。ママの好きな色、よく覚えていたね

 などとほめます。

 あらゆるチャンスをとらえてほめますが、比べるものがないのに、「上手」「うまい」と評しては、子どもの脳は混乱します。

 子どもはお母さんの笑顔に支えられ、感情の動きに従って生きています。
 3歳にもなると、自分と「他」を知ります。

 お母さん自身は、「私のところだけは別」と思いたいでしょうが、子どもにとってはお母さんも「他」になります。

 イヤなことを泣いて排除していた赤ちゃんも、言葉が話せると、はっきり「イヤ」「ダメ」と、便利な(NO)信号を発信して、断固拒否したり、抵抗したりします。

 3歳児の反抗は、「第一次反抗期」などと呼ばれ、育児で避けて通れないとも言われますが、親の働きかけ次第でいくらでも変えられると私は思っています。

≪競博士のひと言≫
 親が子を「ほめるためにほめている」ことがわかると、母親不信になりがちです。
 子どもをほめるのは、本当に難しいものですね。

1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
まいにち小鍋

まいにち小鍋

小田真規子 著

定価(税込):本体1,100円+税   発行年月:2016年11月

<内容紹介>
簡単で安くて、ヘルシー。ポッカポカの湯気で、すぐにホッコリ幸せ。おひとりさまから共働きのご夫婦までとっても便利な、毎日食べても全然飽きない1〜2人前の小鍋レシピ集!「定番鍋」にひと手間かけた「激うま鍋」。元気回復やダイエットに効く「薬膳鍋」や、晩酌を楽しみたい方に嬉しい「おつまみ鍋」など盛り沢山!

本を購入する
著者セミナー・予定
(POSデータ調べ、11/20~11/26)


注目のトピックスPR


久保田競 [京都大学名誉教授・医学博士]

1932年生まれ。医学博士、京都大学名誉教授。世界で最も権威がある脳の学会「米国神経科学会」で行った研究発表は、日本人最多の100点以上にのぼり、現代日本において「脳、特に前頭前野の構造・機能」研究の権威。2011年、瑞宝中綬章受章。
『ランニングと脳』『天才脳をつくる0歳教育』『天才脳を育てる1歳教育』『天才脳を伸ばす2歳教育』『赤ちゃんの脳を育む本』『あなたの脳が9割変わる!超「朝活」法』など著書多数。

久保田カヨ子 [脳科学おばあちゃん]

 

1932年、大阪生まれ。脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。約30年前に、日本における伝統的な母子相伝の育児法を見直しながら、自身がアメリカ在住時と日本で実践してきた出産・育児経験をもとに、夫・競氏の脳科学理論に裏づけされた、“0歳から働きかける”久保田式育児法〈クボタメソッド〉を確立。この20年で3000人以上の赤ちゃんの脳を活性化させてきた。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。2008年、株式会社『脳研工房』を立ち上げ、現在代表取締役。著書に、累計25万部突破のシリーズ『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』『赤ちゃん教育──頭のいい子は歩くまでに決まる』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』など多数。ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。全国からの講演依頼もあとをたたない。

【脳研工房ホームページ】
http://www.umanma.co.jp/

 


1歳からみるみる頭がよくなる51の方法

36万部突破「カヨ子ばあちゃんシリーズ」の最新作!!1・2・3歳で伸ばす親はここが違う!感性豊かな脳を育む五感トレーニングを初公開!【脳科学おばあちゃんからの愛のメッセージ】これからの時代、日本国内で物事を考える「閉じた発想」では通用しません。世界中の子どもたちと伍して、いかに、創造的(クリエイティブ)な子にするかが問われます。歩き始めて1・2・3歳の時期は、「感性(五感)を磨く絶好期」! 自分から動ける子、創造的な子、勉強ができる子、スポーツができる子、おもいやりのある子、心の強い子、円滑な人間関係を築ける子、海外の人たちとも伍してやっていける子――実は、すべて感性(五感)がカギを握っています。今こそ、「日本式伝統育児法」で、日本人が本来持っている豊かな感性をみるみる開花させてください。日本人としての誇りを持ってください。

「1歳からみるみる頭がよくなる51の方法」

⇒バックナンバー一覧