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小学校前にみるみる算数力がつく15の習慣
【第4回】 2016年7月12日
著者・コラム紹介バックナンバー
久保田競 [京都大学名誉教授・医学博士],久保田カヨ子 [脳科学おばあちゃん]

日本人の9割が知らない!
「ゼロ」が抹殺された謎

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ソニー創業者・井深大氏も絶賛した『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』が大人気の「脳科学の権威」久保田競氏と「脳科学おばあちゃん」久保田カヨ子氏。これまで、長らく、育脳教育の最重要指針に「早期からの算数力アップ」を掲げてきた。
そして、いよいよ84歳になったばかりの注目書籍『小学校前にみるみる算数力がつく15の習慣――お風呂で唱えるだけで算数力がアップ!「お経式暗算法」ミラクルシート付き』がリリース。発売早々、アマゾンの「子育て」「小学校の算数」ジャンルで第1位を記録した。
オビには「2歳でも小1の算数がとける!」という衝撃的なコピーがあるだけでなく、最新脳科学に基づく「お経式暗算法」を取り入れた、世界初!?のメソッドで「ゼロの概念」が自然と身につく「お風呂に貼れるミラクルシート付き」だという。
著者いわく、「算数で『ゼロの概念』は最も重要なのに、日本の算数では、これまで『ゼロの概念』が重視されてこなかった」
なぜ、「ゼロは抹殺された」のか?
知られざる「ゼロが抹殺された歴史」を著者に説明してもらおう。

ゼロの発見者とは誰?

久保田カヨ子
(Kayoko Kubota)
脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。この20年で3000人以上の赤ちゃんの脳を活性化させてきた。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。累計38万部突破のシリーズ『0歳からみるみる賢くなる55の心得』『1歳からみるみる頭がよくなる51の方法』『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』『赤ちゃん教育──頭のいい子は歩くまでに決まる』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』(以上、ダイヤモンド社)などベスト&ロングセラー多数。ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。
【脳研工房HP】www.umanma.co.jp/

 ゼロは、いつ、誰が、どこで発見したのでしょうか?
 それは、ブラーマグプタが、西暦628年、インドのラジャスタン州ビンマル(Bhinmal)で発見したといわれています。

 ブラーマグプタが、西暦628年に、ゼロの計算の規則を書いた本を、当時住んでいたビンマルで発刊。

 タイトルは、サンスクリット語で、「Brāhmasphuṭasiddhānta」(ブラーマ・スプタ・シッダーンタ……「ブラーマの正確に確立された原理」)

 この本は詩文で書かれており、ゼロの計算ができるようにはっきりと書かれているので、彼がゼロを発見したといわれています。

 このことが、日本の義務教育ではっきりと教えられていないので、多くの日本人にあまりゼロの歴史が知られていないようです。

文部科学省の方針はどうか?

 文部科学省が2008(平成20)年6月に発行している「小学校学習指導要綱解説 算数編」では、「数と計算」に関して、小学校の第1学年で、整数の意味と表し方(2位数と簡単な3位数)、整数の加・減(1位数の加・減、簡単な2位数の加・減)を教えることになっています。

 また、中学校第1学年では、正の数と負の数(必要性、四則計算、用いること)を教えることになっています。

 整数とは何かを知るために、「整数」を『広辞苑』で引くと、「1から始まり、次々に1を加えて得られる数(自然数、正の整数)、およびこれらに『-1』を乗じて得られる負の数(負の整数)およびゼロの総称」とあります。

 ですから、小学1年生では、ゼロと自然数(正の整数)の数を、中学校で、負の数、ゼロ、正の数を習います。小学校でゼロと正の数、中学校で負の数が加わるわけです。

 小学校1年生の算数の教科書にもゼロの計算は出てきますが、残念なことに、ゼロ自体がとても大事な数であることを教えてはいません

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久保田競 [京都大学名誉教授・医学博士]

1932年生まれ。医学博士、京都大学名誉教授。世界で最も権威がある脳の学会「米国神経科学会」で行った研究発表は、日本人最多の100点以上にのぼり、現代日本において「脳、特に前頭前野の構造・機能」研究の権威。2011年、瑞宝中綬章受章。
『ランニングと脳』『天才脳をつくる0歳教育』『天才脳を育てる1歳教育』『天才脳を伸ばす2歳教育』『赤ちゃんの脳を育む本』『あなたの脳が9割変わる!超「朝活」法』など著書多数。

久保田カヨ子 [脳科学おばあちゃん]

 

1932年、大阪生まれ。脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。約30年前に、日本における伝統的な母子相伝の育児法を見直しながら、自身がアメリカ在住時と日本で実践してきた出産・育児経験をもとに、夫・競氏の脳科学理論に裏づけされた、“0歳から働きかける”久保田式育児法〈クボタメソッド〉を確立。この20年で3000人以上の赤ちゃんの脳を活性化させてきた。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。2008年、株式会社『脳研工房』を立ち上げ、現在代表取締役。著書に、累計25万部突破のシリーズ『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』『赤ちゃん教育──頭のいい子は歩くまでに決まる』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』など多数。ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。全国からの講演依頼もあとをたたない。

【脳研工房ホームページ】
http://www.umanma.co.jp/

 


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38万部突破「カヨ子ばあちゃんシリーズ」初の「小学校前の算数力アップ」本がついに誕生‼ お湯につけるとピタッとつく!最新脳科学に基づいた「お風呂に貼れるミラクルシート」(横550㎜×縦356㎜)付き。2014年、「子どもの計算メカニズムの研究」という衝撃的な脳科学の報告では「暗算が速くできるのは、子どもの先天的な知能指数(IQ)、記憶力、読み書き能力とは全く関係ない。暗算『回数』が多ければ多いほど計算が速くでき、脳の海馬の容量が大きくなる、健康な子なら誰でもできる! 」「国語、算数、社会でどの能力が高いと、将来成功する確率が高いか?→ ズバリ算数だった!」。脳科学の最先端が明かす新メソッド! 今すぐお風呂に貼って親子で仲良く音読すれば、2歳でも小1の算数がとける! 7/5~10/15まで48回連載。

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