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元駐韓大使・武藤正敏の「韓国ウォッチ」

冷え込んだままの日韓関係。だが両国の国民は、互いの実像をよく知らないまま、悪感情を募らせているのが実態だ。今後どのような関係を築くにせよ、重要なのは冷静で客観的な視点である。韓国をよく知る筆者が、外交から政治、経済、社会まで、その内側を考察する。

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「元駐韓大使・武藤正敏の「韓国ウォッチ」」の全記事一覧
  • 第14回 もはや歴史的伝統。韓国政治はなぜリーダーシップ不在なのか 

    [2016年12月03日]
    朴槿恵大統領は国民向け談話で、条件付きながら任期満了前に辞任する意向を表明した。ここまで追い込まれたのは、世論に背を向け、自己弁明に終始したためであろう。一方、その事態収拾を巡っては、与野党ともに党利党略で動いており、解決への話し合いは見られない。韓国政治のリーダーシップ不在は深刻である。

  • 第13回 韓国野党が朴大統領の弾劾訴追をためらう事情 

    [2016年11月08日]
    親友への機密漏洩問題で、国民から退陣要求の声が高まる韓国の朴槿恵大統領だが、韓国の大統領は原則として、在任中に訴追されることはない。大統領を罷免に追い込むには、国会に弾劾訴追案を提出する必要がある。そのカギを握る野党は果たして、どのような事態が望ましいと考えているのだろうか。

  • 第12回 韓国、機密漏洩問題で「統治不能」の絶体絶命 

    [2016年11月02日]
    朴槿恵・韓国大統領が、親友といわれる崔順実(チェ・スンシル)氏に機密文書を流出させた問題で、重大な危機を迎えている。朴大統領に対する支持率は10.4%にまで急降下し、首都圏では一桁にまで落ちた。街頭には数万人規模のデモが繰り広げられ、朴大統領の退陣を要求している。朴大統領はこの窮地にどのように対処しようとしているのか。

  • 第11回 日韓で差別される在日韓国人は両国の架け橋になれるか 

    [2016年10月18日]
    日韓関係が悪くなると被害を受けるのは在日韓国人である。しかし、日本人的側面も韓国人的側面も合わせ持った在日韓国人は、日韓の橋渡し役として日韓関係の増進に貢献しうる存在である。日本人は過去の偏見や日韓の政治関係を一旦捨てて、在日韓国人の立場について、客観的に見直す時期に来ているのではないか。

  • 第10回 北朝鮮の核開発は今までと同じやり方では止められない 

    [2016年09月14日]
    今まで北朝鮮に対しては、6ヵ国協議による対話、国連を通じた経済制裁によって、核開発計画の放棄を求めてきたが、9月9日の核実験(核弾頭の爆発実験)など昨今の動きをみる限り、同じことを繰り返していても事態は悪くなるだけであろう。北朝鮮が核の使用を思いとどまらせるために何をするべきか、改めて検討していかなければならない。

  • 第9回 韓国はいつまで竹島を政治的パフォーマンスに使うのか 

    [2016年08月22日]
    8月15日、韓国の光復節(韓国の植民地からの解放記念日)に合わせ、10名の韓国国会超党派議員団が竹島に上陸し、同島の領有権を主張した。朴槿恵大統領は今年に入り、日韓関係を改善しようとする意向を明確にしている一方、これを妨害しようとする議員団の行動をどう理解すればいいのか。

  • 第8回 なぜ韓国は対北朝鮮安保で日本と素直に協力できないのか 

    [2016年07月25日]
    韓国の安全保障の根幹には日米韓の協力体制がある。朝鮮半島で緊急事態が発生した場合には、在韓米軍が韓国防衛のために出動し、在日米軍がこれを支援する。日本の米軍基地が使用され、日本は兵站調達に協力することになっている。しかし、韓国では日本との安保協力に強いアレルギーがある。それはなぜであろうか。

  • 第7回 朴槿恵大統領は本当に告げ口外交をやめたのか? ──日韓国交正常化51周年で振り返る過去1年の総括

    [2016年06月28日]
    6月22日で日韓国交正常化から51年を迎えた。朴大統領の就任以来、日韓関係は困難を極めた。過去1年間は韓国やその周辺国を取り巻く関係の激動期であった。そこで今回は過去1年間を総括的に振り返りながら、現在の日韓関係を分析してみたい。

  • 第6回 「核開発優先」ばかりが強調された危険な北朝鮮党大会 

    [2016年05月11日]
    北朝鮮は5月6日から4日間、朝鮮労働党大会を開催した。今回の党大会は1980年以来、36年ぶりの開催である。北朝鮮はベールに包まれた国ではあるが、北朝鮮の意図を想像してみたい。

  • 第5回 韓国総選挙、朴槿恵の与党惨敗で反日攻勢はさらに強まる 

    [2016年04月15日]
    4月13日、韓国の国会議員を選ぶ総選挙が行われ、朴槿恵大統領を支える与党セヌリ党の議席が過半数を割り、第2党に転落するという大惨敗を喫した。この結果、韓国内にはどんな影響が出るか。また日本との関係はどう変わるだろうか。

  • 第4回 北朝鮮の暴発と体制崩壊の可能性が高まった 

    [2016年03月08日]
    国連の北朝鮮制裁決議は、これまでになく厳しいものとなった。韓国、米国、日本、そしてなお疑問は残るが中国も対決姿勢を鮮明にしている。北朝鮮はこれにどう応じるのか。出方によっては体制崩壊へと繋がる可能性も否定できない。

  • 第3回 少女像問題にこだわり慰安婦合意を潰せば
    相手の思うつぼだ 

    [2016年02月04日]
    慰安婦合意から1ヵ月あまりが過ぎたが、具体的な動きは見えてこず、これに反対する慰安婦団体の行動が目に付く。さらに北朝鮮の核実験や長距離ミサイル発射の動きが、日韓関係に影響を与えつつある。日本はどう対応すべきか。

  • 第2回 慰安婦問題の日韓合意は
    本当に「不可逆的な解決」となるのか 

    [2016年01月06日]
    12月28日の日韓外相会談において、慰安婦問題に関し歴史的な合意がなされた。今回重要なのは、韓国政府が表に立ち、問題解決を妨げてきた同国の団体「挺対協」の動きが封じられることだ。合意の背景と今後の行方を考察する。

  • 第1回 産経新聞前ソウル支局長「無罪判決」に見える
    韓国の焦りとメンツ 

    [2015年12月19日]
    産経新聞の前ソウル支局長・加藤達也氏の裁判は、外交部が乗り出し配慮を求めるという異例の対応の結果、無罪となった。この“韓国的な解決”から見える同国の内情と、今後の日韓関係への影響を解説する。

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