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元駐韓大使・武藤正敏の「韓国ウォッチ」

冷え込んだままの日韓関係。だが両国の国民は、互いの実像をよく知らないまま、悪感情を募らせているのが実態だ。今後どのような関係を築くにせよ、重要なのは冷静で客観的な視点である。韓国をよく知る筆者が、外交から政治、経済、社会まで、その内側を考察する。

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「元駐韓大使・武藤正敏の「韓国ウォッチ」」の全記事一覧
  • 第19回 邪魔なら兄をも殺す国を隣に、韓国の絶望的な危機感欠如 

    [2017年02月20日]
    自分の兄である金正男氏さえ無慈悲に殺害するほど、自分の統治に邪魔になるものはことごとく排除するのが北朝鮮の最高指導者である。そんな北朝鮮にとって韓国の繁栄は、絶大な脅威であり、それを許すはずがない。にもかかわらず韓国の政治家、国民に危機感が感じられない。是非冷静に現在韓国が置かれている状況を考えてほしい。

  • 第18回 「韓国人に生まれなくて良かった」元駐韓大使が心底思う理由 

    [2017年02月14日]
    韓国は過酷な競争社会である。大学の受験戦争、就職難、結婚難、老後の不安、OECDの中で最も高い自殺率……。加えて男性が虐げられた社会である。元韓国大使である武藤正敏氏は、「私は韓国人に生まれなくて本当に良かったと思う」と語る。

  • 第17回 日韓対立は米国にとって障害、トランプ政権は見放しかねない 

    [2017年01月17日]
    トランプ政権の正式発足で、日米韓の関係はどうなるか。外交は日韓関係のような二国間関係だけで考えられるのではなく、米国、中国、北朝鮮との関係など東アジアを取り巻く全体像で考えていく必要がある。日韓の対立は米国との協力の障害となりかねない。

  • 第16回 慰安婦像を巡る韓国の市民活動は民主主義を逸脱している 

    [2017年01月11日]
    韓国・釜山市の市民団体が日本総領事館前に、元慰安婦を象徴する少女像を設置したのに対し、日本政府は、長嶺大使と森本総領事の一時帰国という強い措置で対抗した。この措置によって日韓関係は当面一層の停滞感が漂うだろうが、長い目で見れば、日韓関係を正しい方向に導くものである。

  • 第15回 大統領弾劾で韓国の政治経済、慰安婦、対北朝鮮問題はこうなる 

    [2016年12月15日]
    韓国の国内政治は、憲法裁による朴槿恵大統領の弾劾決定、大統領の失職を想定した大統領選挙ムードに入り、安全保障、経済など韓国の安定にとって不可欠な事柄も宙に浮く状況が想定される。朴大統領が憲法裁判所の弾劾決定で失職すれば、当面、日韓関係にとって厳しい状況となるだろうし、北東アジアの情勢は極めて流動的で危険なものになろう。

  • 第14回 もはや歴史的伝統。韓国政治はなぜリーダーシップ不在なのか 

    [2016年12月03日]
    朴槿恵大統領は国民向け談話で、条件付きながら任期満了前に辞任する意向を表明した。ここまで追い込まれたのは、世論に背を向け、自己弁明に終始したためであろう。一方、その事態収拾を巡っては、与野党ともに党利党略で動いており、解決への話し合いは見られない。韓国政治のリーダーシップ不在は深刻である。

  • 第13回 韓国野党が朴大統領の弾劾訴追をためらう事情 

    [2016年11月08日]
    親友への機密漏洩問題で、国民から退陣要求の声が高まる韓国の朴槿恵大統領だが、韓国の大統領は原則として、在任中に訴追されることはない。大統領を罷免に追い込むには、国会に弾劾訴追案を提出する必要がある。そのカギを握る野党は果たして、どのような事態が望ましいと考えているのだろうか。

  • 第12回 韓国、機密漏洩問題で「統治不能」の絶体絶命 

    [2016年11月02日]
    朴槿恵・韓国大統領が、親友といわれる崔順実(チェ・スンシル)氏に機密文書を流出させた問題で、重大な危機を迎えている。朴大統領に対する支持率は10.4%にまで急降下し、首都圏では一桁にまで落ちた。街頭には数万人規模のデモが繰り広げられ、朴大統領の退陣を要求している。朴大統領はこの窮地にどのように対処しようとしているのか。

  • 第11回 日韓で差別される在日韓国人は両国の架け橋になれるか 

    [2016年10月18日]
    日韓関係が悪くなると被害を受けるのは在日韓国人である。しかし、日本人的側面も韓国人的側面も合わせ持った在日韓国人は、日韓の橋渡し役として日韓関係の増進に貢献しうる存在である。日本人は過去の偏見や日韓の政治関係を一旦捨てて、在日韓国人の立場について、客観的に見直す時期に来ているのではないか。

  • 第10回 北朝鮮の核開発は今までと同じやり方では止められない 

    [2016年09月14日]
    今まで北朝鮮に対しては、6ヵ国協議による対話、国連を通じた経済制裁によって、核開発計画の放棄を求めてきたが、9月9日の核実験(核弾頭の爆発実験)など昨今の動きをみる限り、同じことを繰り返していても事態は悪くなるだけであろう。北朝鮮が核の使用を思いとどまらせるために何をするべきか、改めて検討していかなければならない。

  • 第9回 韓国はいつまで竹島を政治的パフォーマンスに使うのか 

    [2016年08月22日]
    8月15日、韓国の光復節(韓国の植民地からの解放記念日)に合わせ、10名の韓国国会超党派議員団が竹島に上陸し、同島の領有権を主張した。朴槿恵大統領は今年に入り、日韓関係を改善しようとする意向を明確にしている一方、これを妨害しようとする議員団の行動をどう理解すればいいのか。

  • 第8回 なぜ韓国は対北朝鮮安保で日本と素直に協力できないのか 

    [2016年07月25日]
    韓国の安全保障の根幹には日米韓の協力体制がある。朝鮮半島で緊急事態が発生した場合には、在韓米軍が韓国防衛のために出動し、在日米軍がこれを支援する。日本の米軍基地が使用され、日本は兵站調達に協力することになっている。しかし、韓国では日本との安保協力に強いアレルギーがある。それはなぜであろうか。

  • 第7回 朴槿恵大統領は本当に告げ口外交をやめたのか? ──日韓国交正常化51周年で振り返る過去1年の総括

    [2016年06月28日]
    6月22日で日韓国交正常化から51年を迎えた。朴大統領の就任以来、日韓関係は困難を極めた。過去1年間は韓国やその周辺国を取り巻く関係の激動期であった。そこで今回は過去1年間を総括的に振り返りながら、現在の日韓関係を分析してみたい。

  • 第6回 「核開発優先」ばかりが強調された危険な北朝鮮党大会 

    [2016年05月11日]
    北朝鮮は5月6日から4日間、朝鮮労働党大会を開催した。今回の党大会は1980年以来、36年ぶりの開催である。北朝鮮はベールに包まれた国ではあるが、北朝鮮の意図を想像してみたい。

  • 第5回 韓国総選挙、朴槿恵の与党惨敗で反日攻勢はさらに強まる 

    [2016年04月15日]
    4月13日、韓国の国会議員を選ぶ総選挙が行われ、朴槿恵大統領を支える与党セヌリ党の議席が過半数を割り、第2党に転落するという大惨敗を喫した。この結果、韓国内にはどんな影響が出るか。また日本との関係はどう変わるだろうか。

  • 第4回 北朝鮮の暴発と体制崩壊の可能性が高まった 

    [2016年03月08日]
    国連の北朝鮮制裁決議は、これまでになく厳しいものとなった。韓国、米国、日本、そしてなお疑問は残るが中国も対決姿勢を鮮明にしている。北朝鮮はこれにどう応じるのか。出方によっては体制崩壊へと繋がる可能性も否定できない。

  • 第3回 少女像問題にこだわり慰安婦合意を潰せば
    相手の思うつぼだ 

    [2016年02月04日]
    慰安婦合意から1ヵ月あまりが過ぎたが、具体的な動きは見えてこず、これに反対する慰安婦団体の行動が目に付く。さらに北朝鮮の核実験や長距離ミサイル発射の動きが、日韓関係に影響を与えつつある。日本はどう対応すべきか。

  • 第2回 慰安婦問題の日韓合意は
    本当に「不可逆的な解決」となるのか 

    [2016年01月06日]
    12月28日の日韓外相会談において、慰安婦問題に関し歴史的な合意がなされた。今回重要なのは、韓国政府が表に立ち、問題解決を妨げてきた同国の団体「挺対協」の動きが封じられることだ。合意の背景と今後の行方を考察する。

  • 第1回 産経新聞前ソウル支局長「無罪判決」に見える
    韓国の焦りとメンツ 

    [2015年12月19日]
    産経新聞の前ソウル支局長・加藤達也氏の裁判は、外交部が乗り出し配慮を求めるという異例の対応の結果、無罪となった。この“韓国的な解決”から見える同国の内情と、今後の日韓関係への影響を解説する。

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