年末年始の長期休暇、何をするでもなくだらだらと過ごしたり、反対に予定を詰め込みすぎたり、ほとんどの時間を仕事で潰したりと、まったくリフレッシュできない日々を過ごした方もいるのではないか。ビジネスパーソンにとって、休みを充実させることも重要である。筆者は、有意義な休暇を送るための4つの方法を示す。


 冬の休暇は本来、魔法のような時間であるはずだ。愛する人たちと絆を深め、おいしい食事を堪能し、暖炉を囲み、プレゼントを贈り合う。

 ところが、多くの人にとって冬の休暇は、期待はずれに終わる。なぜなら私たちは、休息と生産性の適切なバランスの取り方が、わかっていないからだ。

 とりわけ、姻戚に配偶者、友人、さらには上司までもが、あなたの休暇の過ごし方について口出ししてくる場合は、休みと生産性のバランスを見つけるのに手こずるかもしれない。それでも、次の休暇で、あなたが本当に求めているものを手に入れる方法はある。諦めるのはまだ早い。

 1年を締めくくる最後の週はゆっくり休んで、これまでの1年間を振り返り、そして、次の1年に向けた準備をする絶好の機会だ。この機会をどうすればうまく活かせるのか。安らかで生産的な休暇を、どうすれば過ごせるのか。

 そのためにはまず、自分の性向を知ることが重要だ。知的職業人を対象とした我々の調査から、「休暇を誤用する人」には3つのタイプがあることが判明した。