いまや、ある特定の組織に忠誠を誓うのではなく、副業と並行して柔軟に働いている人が増えている。では、どんな副業を選べばよいのだろうか。自分の適性を見誤ってしまうと、悲惨な事態を招きかねない。本記事では、それを避けるための5つの戦略が示される。


 米国では現在、実に5500万もの人がフリーランスまたは契約社員として働いている。これは、米国の労働人口の35%以上に相当する数だ。さらに2020年までに、この数字は43%に達すると予測されている。なんらかの副業を持っている人はおよそ4400万人にのぼり、そのうち36%は1ヵ月当たり500ドル以上を副業で稼いでいるという。正規の仕事を補完するパートタイム起業家だとしても、その活動は経済不安に対する保険となるし、新しいスキルも身に付けられる。

 とはいえ、どのような副業がよいのか悩む人は少なくない。興味の幅が広い人や、ジェネラリストを自認する人はなおさらだろう。

 何に焦点を絞るべきなのか。自分の専門知識をどうやって評価すべきなのか。これだと思うアイデアが浮かんだらまず、何をすべきなのか。

 次の5つの戦略を心に留めておくとよいだろう。