業務を見える化してナレッジを共有

住宅業界特化のシンプルな機能と丁寧なサポートで業務効率アップを支援するタカマツハウス
東京本店 第一事業本部
城南第一営業所 所長
佐藤 大

2022年8月、開発されたばかりの「いえーる 住まいチャット」をいち早く導入したのが、タカマツハウスだ。同社城南第一営業所所長の佐藤大氏は、そのときの課題について次のように話す。

「19年に設立された当社は、22年度の売上高が191億円と、直近2年間で20倍に、従業員数は設立4年目で100人を超えて急成長を遂げています。それに伴い、急速に増える案件(プロジェクト)の管理や情報の共有が大きな課題になっていました。用地仕入れから販売まで一貫して行うため、販売までの期間が比較的長く、案件ごとに複数の部署が関わることも管理しづらい要因でした」

そこで、案件管理手法として採用したのが「いえーる 住まいチャット」だ。従業員のITリテラシーに課題があったため、シンプルな機能と充実したサポートが決め手になったという。

導入後は、用地を仕入れた担当者が案件ごとにチャットルームを開設。そこに進行状況に応じて住宅設計や販売営業、プロジェクト推進部などのメンバーが参加し、情報共有と進捗管理を行う。

「用地仕入れから造成、建築、引き渡しまでのやり取りが時系列で見える化されるため、ナレッジを共有できることも大きなメリットです。さまざまな現場の事例は、経験の浅い従業員の教材にもなっています」

「いえーる 住まいチャット」には修正や削除ができる編集機能が付いているが、同社ではあえてこの機能を停止させている。過去の失敗やトラブルを今後の教訓として生かすためだ。こうした導入企業の要望への柔軟な対応も、佐藤氏は高く評価している。

同時に、大容量の写真や動画を送受信できる点を、住宅業界で特に役立つ機能として挙げる。「想定外のことが起きたときに、複数人で写真や動画をリアルタイムで確認できるので、素早く指示が出せてトラブルを未然に防ぐこともできます」と佐藤氏は語る。