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集客革命!Facebookビジネス活用法

2011年は「チェックイン」が当たり前に?
スマートフォンの普及で注目集める
位置情報サービス「Facebookスポット」とは

熊坂仁美 [株式会社ソーシャルメディア研究所代表取締役]
【第8回】 2010年12月24日
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 各携帯キャリアから続々と新しい機種が発表されるスマートフォン。2011年、このスマートフォンの普及とともに、大きな注目を集めるのが位置情報サービスである。

 位置情報サービスとは、GPSを使って自分が今いる場所をソーシャルメディア上に知らせることができるサービスのこと。ジオロケーションサービス、ジオソーシャルサービスなどと言われているものだ。

 位置情報サービスを利用するには、GPSの機能がついたスマートフォン(iPhoneやAndroid端末など)が必要。インストールされたアプリケーションから、「チェックイン」をする。そう、ホテルにチェックインするのと同じように「ここに到着しましたよ」と知らせることを「チェックイン」と呼ぶのだ。

 位置情報のアプリケーションを開くと自動的に現在地をGPSが認識し、近隣の店舗や施設などの候補が表示される。その中から自分がいる場所を選び、「チェックイン」ボタンを押す。駅でも、カフェでも、レストランでも、大学でも、GPS上で認識されるところならどんな場所でもチェックインすることができる。アメリカではなんと、1人1日平均3.8回もチェックインしているという。スマートフォンユーザーの間では、「どこかに行ったらチェックイン」という行為が習慣化しつつあると言えるだろう。

 位置情報サービスで最も有名なのがFoursquare(フォースクエア)だ。世界で400万人の登録者がいる。日本でもスマートフォンのヘビーユーザーの間では大人気のサービスで、消息筋によると、現在世界で最もチェックインが多い街はニューヨークを抜いて渋谷だそうだ。また、同様のサービスで米ディズニーランドでも採用しているGowalla(ゴワラ)などもある。

 そしてFacebookも「スポット」という同様サービスをこの秋スタートした。Facebookの位置情報サービスの強みは、Facebook特有のファンページと連動できること。初めてチェックインが行われた場所には、機能は限定されているがファンページが自動生成される。ページには、地図、行き方、そして誰がチェックインしたのかがコメントとともに表示される。そして、チェックインをした人のプロフィールページには、そのファンページのリンクつきで表示され、友達に店の存在を知らせることができるのである。

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熊坂仁美 [株式会社ソーシャルメディア研究所代表取締役]

株式会社ソーシャルメディア研究所代表取締役。Facebookをはじめとしたソーシャルメディアのビジネス活用の実践研究家。定期的に渡米し、最新のソーシャルメディア動向をチェックしている。企業のソーシャルメディア導入および運営のコンサルティングを行う傍ら、ソーシャルメディアのビジネス活用についての企業研修や講演を 全国で行っている。独自理論「好感アクセス収益モデル」と海外事例の研究をまとめた『Facebookをビジネスに使う本』(ダイヤモンド社)は、Facebook、Twitter、YouTubeでの口コミにより発売前からアマゾン部門1位を取り、ベストセラーとなる。 「Facebook使い方実践講座」はこちら

 


集客革命!Facebookビジネス活用法

ユーザー5億人。最新技術を集めた高度な口コミ機能。海外ではTwitter以上にビジネス活用が行われ、数千万人のファンを集める企業も出現しているFacebook。そのFacebookの動きが、いよいよ日本でも活発になってきた。企業はこの新たなプラットフォームをどのように活用していくべきなのか。いま、ビジネスパーソンが押さえておくべきポイントを厳選し、10週にわたりお伝えしていく。

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