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金融市場異論百出

92年以来の最高視聴者数へ
英国に見るテレビ復活のカギ

加藤 出 [東短リサーチ取締役]
2011年1月12日
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 2010年の英国で最も視聴者数が多かったテレビ番組は何か? 答えは12月13日夜に放送された「Xファクター」である。平均1770万人が見た。これは昨年6月27日に放送されたサッカー・ワールドカップ、イングランドvsドイツ戦(平均1740万人)を上回る数値だ(BBCニュース)。

 Xファクターとは、視聴者が投票で参加できる新人歌手勝ち抜きオーディション番組である。12月13日はそのファイナルだったため、注目度が特に高まった。同番組を放送したITVは、30秒間のコマーシャルを25万ポンドで売り、過去最高の2500万ポンドを稼いだと報じられている。

 Xファクターは英国では社会現象と化している。放送後の週明けの中間紙(「デイリー・エクスプレス」「デイリー・ミラー」)や大衆紙(「サン」など)は、いつも1面に大きな写真入りで番組の結果を掲載。高級紙(「テレグラフ」「ガーディアン」など)でさえ、1面で報じることがある。

 新聞がXファクターの記事を大々的に載せるのは、販売部数が大きく伸びるからだ。ブックメーカー(賭け屋)は、Xファクター関連のオッズを提示している。

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加藤 出 [東短リサーチ取締役]

東短リサーチ取締役チーフエコノミスト。1988年4月東京短資(株)入社。金融先物、CD、CP、コールなど短期市場のブローカーとエコノミストを 2001年まで兼務。2002年2月より現職。 2002年に米国ニューヨークの大和総研アメリカ、ライトソンICAP(Fedウォッチ・シンクタンク)にて客員研究員。マネーマーケットの現場の視点から各国の金融政策を分析している。2007~2008年度、東京理科大学経営学部非常勤講師。2009年度中央大学商学部兼任講師。著書に「日銀は死んだのか?」(日本経済新聞社、2001年)、「新東京マネーマーケット」(有斐閣、共著、2002年)、「メジャーリーグとだだちゃ豆で読み解く金融市場」(ダイヤモンド社、2004年)、「バーナンキのFRB」(ダイヤモンド社、共著、2006年)。


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