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相続税の大増税時代に突入!
最新税制に基づいた影響と対策をどこよりも早く指南

週刊ダイヤモンド編集部
【11/01/22号】 2011年1月17日
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 昨年末の税制改正論議では、法人税が減税されるかどうかに注目が集まっていましたが、その陰ですんなりと決まったのが相続税の増税です。法律が成立すれば、最高税率が現在の50%から55%に増税されることになります。

 さらに、遺産から自動的に差し引くことができる基礎控除額もこれまでの6割に圧縮。その他にも、生命保険の保険金に対する優遇が見直されるなど、改正によって相続税を払わなければならない人が1.5倍に増えると試算されています。かつて相続税でこれほどのインパクトがある改正は、ありませんでした。

 週刊ダイヤモンド1月22日号の第1特集のタイトルは、「相続が大変だ」。税制の最新情報を踏まえた影響度シミュレーションなど、大増税路線に突入した相続について採り上げています。

 ご存知の方はあまりいないかもしれませんが、実は相続税の増税は今年度から始まっています。自宅の土地などが最大80%も評価を減らせる特例がありますが、適用条件が厳しくなっているのです。いざ相続となったときに、あてが外れることがないように、しっかりと抑えておきたいものです。特集では、どんなケースが危ないのか、その対策も含めて紹介しています。

 対照的に、減税路線が打ち出されたのが贈与。20歳以上の子や孫にあげる場合は、これまでより緩和した贈与税の税率が適用されることになりました。右肩上がりの時代を生きてきた親世代と違って、子ども世代や孫世代は将来に対する不安がいっぱいです。

 そこで思い切った贈与をすれば、生活を支援できると共に、相続税の対策にもなるという一石二鳥の効果があります。ただ、やみくもな贈与はかえってマイナスになるので、特集で上手なやり方を学んでいただけたらと思います。

 また相続は、「争族」とも言われることがあるように、骨肉の争いに発展することが珍しくありません。実は、家族形態や財産の中身などによってある程度事前に予想することができるため、該当しそうな人はあらかじめ対策を取っておくことをお勧めします。こうした争い回避の方法についても、特集では誌面を割いています。

 相続では、難解な用語が使われ、複雑なルールもあります。身内に何かないとあえて勉強しようと思わないかもしれません。でも、あらかじめ基本を知っているのと知らないのでは、天と地ほどの差がつくことがあります。

 「これだけは」という相続のイロハも、図解を使ってコンパクトにまとめました。決して全て覚える必要はなく、大まかでいいので「こんなルールがあったな」くらいに頭の隅に置いていていただけると幸いです。書き込み式の準備万端シートも用意しているので、それに従っていけば、相続税まではじき出すことができます。

 とにかく、相続をトラブルなく終え、節税まで図るには、事前にしっかり準備しておくしかありません。これ一冊で、相続の基本から応用、最新情報まで網羅しています。相続が気になる方は、ぜひお手元に!

(『週刊ダイヤモンド』編集部 野口達也)


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