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就職できない若者の「トンデモ言動」

第2新卒は「実践型」の職場体験が内定への近道だ

櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]
【第68回】 2016年11月16日
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実践感覚を養える職場体験は重要。「自分は何ができるのか」を知ることで、自分の進む方向が見えてきます

 「31.9%」

 突然ですが、この数字は何の割合でしょうか。

 これは、厚生労働省が2016年10月に発表した「新卒大学卒業就業者の事業所規模別離職状況」の卒業後3年以内に辞めた人の割合。その中には、新たな採用枠(第二新卒枠)のチャンスを求めて活動している人が少なくないでしょう。

 そこで、今回は「20代半ば(第二新卒)からでも内定を勝ち取るための就活の進め方」について取り上げます。

 20代半ばで就活(ここでは転職活動を含む)している人を挙げると

・新卒で就職できなかったため、やむを得ず、契約社員や派遣社員で仕事をしていた方
・就職したものの、無理な働き方をしたために、体を壊してしまった方
・勤めていた会社が事業規模の縮小に伴い、退職せざるを得なかった方
・劣悪な労働条件を強いられるブラック企業に勤めていた方

――等々がいらっしゃいます。

 卒業後の個々の就活はどんな事情であれ、遅くても20代半ば(第二新卒)までに正社員として職につかないと、「スキルや知識の習得、待遇面などで将来は不安だ」と思っています。特に業種を方向転換する人にとっては、実績がなくてもポテンシャル(潜在能力、可能性としての力)の面を示すことができれば、未経験でも就職できる年齢層のラストチャンスとして臨んでいるでしょう。

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櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]

1980年生まれ。大手通信会社の人事部、総合人材サービス会社の若者専門コンサルタントを経て独立。
2010年から500名を超える若者を支援し、年間のカウンセリング数は1200回を超える。 独立後は若年者、主婦の再就職、雇用支援機構や公共事業の講師・コンサルタントを中心に活動中。ホームページ:http://www.sakuraichirin.tokyo


就職できない若者の「トンデモ言動」

一部の若者が大量の内定をもらう一方で、ある一定数の若者は1社も内定をもらえない――。そんな現実が今の就職市場にあります。そんな就職難の実態を景況感のせいにしてしまいがちですが、実は内定をもらえない若者には特徴があります。それは、彼らが「トンデモない言動」をすることです。この連載では、3年間で450人ほどの就職できない若者を支援してきたキャリアコンサルタントの櫻井樹吏さんが、彼らのトンデモ言動の中身と、そんな彼らがどう就職していったのかをお伝えします。

「就職できない若者の「トンデモ言動」」

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