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朝5時起きが習慣になる「5時間快眠法」
【第6回】 2016年12月15日
著者・コラム紹介バックナンバー
坪田 聡

「二度寝」は絶対にしたほうがいい

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「睡眠の『質』を上げれば睡眠『時間』は必要最低限に収められ、さらにこれまで以上に日中を快適に過ごせるようになる」と語る『朝5時起きが習慣になる「5時間快眠法」』の著者・坪田聡氏。
では、どう睡眠の質を上げていくのか。その具体的な策をお教えいただく。今回は、より日中を快適に過ごせるようになる「二度寝」の効能について教えてもらった。

目覚めて再び眠ってしまう「二度寝」。あまりよくないように思えるが実は……
Photo: naka-Fotolia.com

朝に弱いがなくなる「即起き」の技術とは?

坪田聡(つぼた・さとる)
日本睡眠学会所属医師、医学博士。雨晴クリニック(富山県)副院長。睡眠専門医として、20年以上現場に立ち続ける。日本睡眠学会の他、日本スポーツ精神医学会、日本医師会、日本コーチ協会にも所属。ヘルスケア・コーチング研究会代表世話人も務める。1963年生まれ。石川県在住。日本を睡眠先進国にし、睡眠の質を向上させるための指導・普及に努める。2006年に生涯学習開発財団認定コーチの資格を取得し、「睡眠コーチング」を創始。2007年から生活総合情報サイト「All About」の睡眠ガイドとして、インターネット上で睡眠に関する情報を発信中。『脳も体も冴えわたる 1分仮眠法』(すばる舎)、『快眠★目覚めスッキリの習慣』(KADOKAWA)、『能力が5倍アップする 睡眠法』(宝島社)、『専門医が教える毎日ぐっすり眠れる5つの習慣』(三笠書房)など著書多数

 一度目覚めた後で、もう一度眠りに入ってしまう「二度寝」。なんだかダラダラとしていて健康にもよくないように思える。
 しかし実は、二度寝は悪いことではない。むしろ、心にとっても体にとってもいいことだらけなのだ。

 目覚ましが鳴って起きたけれど、「今日は休みだから」と目覚ましを止めて二度寝する。とても幸せな気分だ。こんなとき体内では、抗ストレスホルモン「コルチゾール」がたくさん分泌される。コルチゾールはストレス耐性を担うホルモン。人間の体内では、目覚める1~2時間前から急激に分泌が盛んになる。コルチゾールの分泌によって、心はウォーミングアップし、「今日のストレス」に備えるのだ。

 二度寝をすることによって、コルチゾールの分泌はさらに続く。結果的に入念なウォーミングアップをすることになり、心は凹みづらくなる。

 二度寝の効果はほかにもある。二度寝をしているときの脳は、リラックス効果を促すアルファ波の影響が強くなり、脳内麻薬の一種「エンドルフィン」が分泌される。

 エンドルフィンは、自分の好きな音楽や小川のせせらぎなど、心地よい音を聞いたときに多く分泌され、心身の緊張を和らげたり、ストレスを軽減したりする効果がある。ただ欲望に任せて二度寝をするだけで、小川のせせらぎを聞くのと同じ効果があるのだ。お得そのものである。

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坪田 聡(つぼた・さとる) 

日本睡眠学会所属医師、医学博士。雨晴クリニック(富山県)副院長。睡眠専門医として、20年以上現場に立ち続ける。日本睡眠学会の他、日本スポーツ精神医学会、日本医師会、日本コーチ協会にも所属。ヘルスケア・コーチング研究会代表世話人も務める。

1963年生まれ。石川県在住。日本を睡眠先進国にするため、睡眠の質を向上させるための指導や普及に努める。2006年に生涯学習開発財団認定コーチの資格を取得し、「睡眠コーチング」を創始。2007年から生活総合情報サイト「All About」の睡眠ガイドとして、インターネット上で睡眠に関する情報を発信中。『脳も体も冴えわたる 1分仮眠法』(すばる舎)、『快眠★目覚めスッキリの習慣』(KADOKAWA)、『能力が5倍アップする 睡眠法』(宝島社)、『専門医が教える毎日ぐっすり眠れる5つの習慣』(三笠書房)など著書多数。


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