ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
株式市場透視眼鏡

高まる新興国の引き締め懸念
日本への悪影響も警戒すべき

藤戸則弘
2011年2月9日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 新興諸国の物価動向に懸念が高まっている。中国、インドは連続的な金融引き締めを実施しているが、昨年3回連続利上げで小休止していたブラジルも、ルセフ新大統領の下で利上げを再開した。

 こうした成長国は旺盛な需要で物価上昇圧力がかかりやすいが、そこにコモディティ高が加わって物価は容易ならぬ上昇カーブを描いている。資源・エネルギー価格や、穀物に代表される農産物価格の高騰は、新興国の需要拡大や天候要因で説明されることが多い。

 しかし、決定的なのは、そうした実需に加えて膨張した投機マネーが大挙して商品市場に流入している点である。FRBが米国の雇用改善のために量的緩和策にまい進すればするほど、ヘッジファンドは猛威を振るうわけだ。

 

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事


株式市場透視眼鏡

株式投資家に向け、具体的な銘柄選びの方法と銘柄名、株価の動向見通しなどを分析・予測。現役トレーダーが執筆。定量的なデータを駆使し株式投資に役立つ情報満載。

「株式市場透視眼鏡」

⇒バックナンバー一覧