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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

おごってくれない先輩はケチ?それとも気楽?
急増する「ワリカン職場」に戸惑う若手社員たち

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第39回】 2011年2月28日
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 あなたは、職場の先輩社員から「飲みに行こう」と誘われたら、何となく「ご馳走してくれるかも」と淡い期待を抱きますか。それとも、「当然、割り勘だろう」と考えていますか。

 最近は職場でも「割り勘」文化が広がりつつありますが、相変わらず先輩が後輩を誘ったら「全額払う」のが“暗黙のルール”と考える職場も未だにたくさんあります。

 今回は、そんな職場ごとの「支払いルール」の違いに戸惑う、ある転職組社員の悩みをご紹介していきましょう。

転職して数ヵ月後、初めてのお誘い
先輩の馴染みの店で飲むことに…

 医療機器を販売する商社に転職して数ヵ月が経ったGさん(26歳)。ようやく職場の雰囲気に慣れて、仕事も順調にこなせるようになってきました。

 さて、資料の作成で残業していた週末。職場には数名の同僚が残って仕事をしていました。Gさんの資料作成が終了したのは19時過ぎ。

 「やっと、終わった。じゃ、パソコンを切って帰るとするか」

 などと退社の準備をしていると、同じ職場の先輩社員Sさんから声がかかりました。

 「どうだい。軽く1杯飲んでから帰らないか?自宅は何処だっけ?遠いのかな」

 よっぽど自宅が遠方でなければ、1時間くらい飲んでも終電がなくなる時刻ではありません。Sさんとは自分の歓迎会で軽く話をしたくらいだったので、お互いの自己紹介も兼ねたいい機会と考えたGさんは、

 「是非ともご一緒させてください」

 と、快諾して5分後にはオフィスを出ました。

 さて、Gさんは転職してから職場の周辺で飲みに行く機会がほとんどありませんでした。それゆえ、これから軽く1杯飲んでいけるような店を1つも知りません。やや戸惑った顔をしていると、

 「まだ、転職して間もないから周辺の店のことなんてわからないよな。任せてくれ。俺のよく行く居酒屋に行こう」

 Sさんが先導して、オフィスから歩いて10分くらいのところにある居酒屋に向かいました。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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