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スピード経理で会社が儲かる
【第7回】 2017年1月27日
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前田康二郎

会議のマンネリを打破する
社長の「ひと言」とは?

「発言者がいつも同じ」「会議中でもスマホいじり」。このように会議はマンネリ化しがちです。

しかし社長次第で、生産性の高い会議にすることができます。

経理のプロフェッショナルであり、最新刊『スピード経理で会社が儲かる』の著者、前田氏がその詳細を語ります。

いつも同じような会議になっていませんか?

 会議のマンネリ化は、資料のマンネリ化によって生まれます。

 いつも同じ資料、同じ体裁では、参加者が受け身になり、「お客様状態」になってしまうのです。

 そうなると緊張感もなくなり、ひどいときには「この資料は読みにくい」「もっとこうした数字はないのか」と、本来の主旨が何も話されずに終わってしまいます。

 ですから、そんな会議資料ではなくて、季節ごとに衣替えしたシンプルで時節に合った会議資料にすべきなのです。

 機会があれば、会社全体のBS/PLだけ配って、社長から

「この数字だけを見て、うちの会社の問題点と改善提案を1人3分でプレゼンテーションしてください」

と言ってみましょう。

 そのような「抜き打ち」で、普段の会議を本当に聞いているのか、それとも社長の言葉を右から左へ聞き流しているのかがわかります。

 また、会議のメンバーはどうしても固定されがちなので、メリハリをつけるには、資料がマンネリ化しないようにします。

 下記のように、今作っている資料をカテゴリー別にして、ケースバイケースで資料の作り分けをしてみましょう。

● 手間がかかっても毎月知りたいもの
→BS/PL、前月対比、前年対比数字など

● すぐ算出できるなら知りたいもの
→部門別、商品別数字など

● 一応参考程度に知りたいもの
→個人別数字など

● 3ヵ月に1回、年に1回わかれば大丈夫なもの
→同業他社数字など

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    前田康二郎(まえだ・こうじろう)

    1973年生まれ。学習院大学経済学部卒。
    レコード会社など数社の民間企業で経理・総務業務を行い、大手PR会社では経理部長としてIPOを達成。
    その後中国へ赴任し、現地社員への管理業務の指導等を経て独立。独立後は、黒字会社を中心に経理業務の受託を行っていたが、携わる会社がことごとく急成長を遂げる。その理由を観察・分析し、「黒字会社・黒字社員の習慣」をまとめる。
    そしてそのメソッドを、赤字で苦しむ製造業の会社で実践。経理部長代行として、毎月10営業日訪問し、経理を通した組織改善を進める。結果、わずか1年で5000万円の営業赤字が5000万円の営業黒字に反転し、1億円の利益改善に成功。その後も2期連続で黒字を達成し会社を軌道に乗せ、金融機関の与信ランクも回復させた。
    現在は「フリーランスの経理」として、製造業やサービス業など幅広い業種を対象に、3~7社の業務を常時並行して行っている。黒字会社のさらなる黒字化のアドバイスに加え、赤字体質の会社への社員指導、利益を生む組織改善の提案にも定評がある。
    著書に『スーパー経理部長が実践する50の習慣』『職場がヤバい! 不正に走る普通の人たち』(以上、日本経済新聞出版社)、『1%の人は実践しているムダな仕事をなくす数字をよむ技術』(クロスメディア・パブリッシング)などがある。
     


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