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「事例広告」の方法
【第6回】 2011年4月11日
著者・コラム紹介バックナンバー
村中明彦 [株式会社カスタマワイズ代表]

自粛時代の広告宣伝を考える
~売り手がカラ元気を出すのではなく、
顧客の笑顔を静かに見せる

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今、元気に営業されても
買う気がしない…

 ある経営者がツイッターで次のようなことを書いていました。


 「自粛しよう」に対して「自粛するな」という主張の根拠が、「経済が停滞するから」は説得力がない。今元気よく営業に来られて買う気分にはなれないお客が多いのは事実なのだから。そういう気分になっている人が多い状況でも売り上げを上げる工夫を考えるべきだ。



要するにわずか200kmしか離れてない場所で人が1万人以上死んでいるのに、「元気を出せ、普通の消費活動をしろ、自粛するな」、というのは無理がある、という話なのだから、そういう気持ちを汲んであげながらかつ消費をしてもらうにはどうすればいいのかを真剣に考えよう。


人々の自粛
―― ケの気分の中で、じっとうずくまっている状態

 3月11日の東日本大震災の後、日本の消費者は自粛ムードにあります。何か買うとき、遊びに行くときに、今こんな浮かれたことをしてよいのか、自粛するべきではないかと自問自答してしまい、結局、買うのを見送ってしまうというのです。旅行や結婚式などが特に落ち込みが激しいようです。わずかに復調の兆しが見えていたデパートの売上も再び大きく落ち込みました。

 イベントやお祭りも次々中止されており、残念ながら5月の浅草の三社祭りも中止。夏の江戸川花火大会もとりやめになってしまいました。

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村中明彦 [株式会社カスタマワイズ代表]

 

日本初の「事例広告(顧客事例)」の制作、コンサルティング会社を経営。「商品の価値を本当に説明できるのは、売った人ではなく買った人」を信条に、エンドユーザーにインタビューしそれを営業ツールにまとめるメソッドを確立。「客単価5倍」「事例広告をホームページに掲載しただけで2200万円の売上げ増」「取引先の社長の前で事例を朗読しただけで3000万円受注」、などの成果をクライアントにもたらす。独立前は、外資系大手ソフトウェア会社に勤務。従来は個人向けビジネスでしか使えないと言われていた「お客様の声」を法人営業に応用、不振商品を短期間で15億円のヒット商品に変身させた。現在のクライアントは、地場のカニ卸企業から一部上場企業まで多岐にわたる。
公式サイト

http://www.customerwise.jp


ブログ

http://blog.customerwise.net

 

 


「事例広告」の方法

今、ビジネスマンは目に見えるモノよりは、目に見えないサービス、説明しにくい付加価値を売って生きている。この連載では、これまで誰も語らなかった、「目に見えない商品を売りまくる方法」を、『事例広告』という切り口を通じて紹介していく。

「「事例広告」の方法」

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