毎年新入社員が入社してくると、「社会常識が通じない」「企業文化に合わせてくれない」と頭を悩ませる管理職やチームリーダーの声が聞こえてくる。こういった悩みは古くから繰り返されたもの、というイメージがあるかもしれないが、大学院卒の新入社員も平成生まれ世代が大半を占めるようになり、新人に対する違和感は少し変わってきているようだ。面白いのは、これは日本だけで生まれている現象でなく、欧米でもこの世代は「ミレニアル世代」と呼ばれ、彼らのもつ常識は、年長者たちと大きな隔たりがあると言われている。

 平成生まれの新人たちは高度成長期を生きてきた世代とはかけ離れた常識を持ち、かつて新人類と騒がれた世代とも違う。企業社会が育んできた文化と、彼らの世代が共通して持つ常識に大きなズレがあり、情熱のベクトルが異なっていることが、その違和感の正体だと考えられる。

 とはいえ、その違和感を否定することは、彼らの反発を生むだけであり、彼らが近い将来、組織を引っ張っていかなければならないことも、彼らの世代が大切なお客様であることもまた事実。今こそ、平成生まれと上手に付き合い、大切な戦力として育て上げるマネジメントが求められている。

平成生まれの新人をよく観察してみると、大きく「6つの特徴」があるという。

1.詳細指示待ち型
2.トライしない型
3.理想が中の中型
4.みんな一緒型
5.ぼくだけ型
6.ミレニアルと認識型

 6つのタイトルだけを読んで「それだ」と共感する人もいれば、どういう意味かわからない人もいるだろう。下記からダウンロードできる資料では、これらの特徴の典型例とともに、彼らに対して上司としてどう接すればいいのかを詳しく解説している。

 平成生まれの部下を活用するには、彼らの行動を理解し、好意的に思われるように接することがまず重要だ。「最近の新人は…」とぼやいているマネジャーの皆さんには、特にご一読いただきたい。

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