ボロ物件に入居者希望者が来るかどうかは、不動産会社の腕にかかっています。だからといって、すべてを任せ切っていては、ボロ物件に入居者はやってきません。自分の物件を優先して紹介してもらう方法、客付けしてくれる不動産会社の特徴は何か――そのポイントを『ど素人が不動産投資の本を読んで月100万円稼いだ！』の著者、堀口博行さんが解説します。

差し入れで不動産会社のヤル気を高める
激安缶コーヒーが効果的！

　不動産会社の担当者が自分の物件を優先的に紹介してくれれば、入居者が決まる確率は高まります。

　私は自分の物件をアピールするため、不動産会社に行くときには差し入れを欠かさないようにしています。

　差し入れの品には、ドン・キホーテで売っているサンガリアの缶コーヒーが役立ちます。1本38円です。最近は、ホーマックというホームセンターでも売っているので便利です。

　甘い飲み物は糖分が豊富で、疲れた体にとてもいいのです。

安い缶ジュースでも、もらえばうれしくなる！　差し入れ効果バツグン

　不動産会社の営業マンは、見た目ほど給料をもらっていないので、ちょっとしたジュースやお菓子の差し入れが喜ばれます。

　具体的にいうと、缶コーヒー、ジュース、ケーキが一番評判がいいようです。

　最近、トライアルという格安店があり、ドン・キホーテ以上に激安プライベートブランドを扱っています。

　昨年から、トライアルで缶コーヒーが29円、ケーキが100円で売っているので、よく活用しています。「トラコーヒー」「トラケーキ」と勝手に呼んでいます。

　もちろん、トラコーヒーやトラケーキは安いので、それなりの味ですが、それでも不動産会社ではみな喜んでくれています。

　最近は「トラ団子」も登場して、いろいろな激安メニューで不動産会社に差し入れができます。

　私も会社員なのでわかりますが、冷えたジュースと甘いケーキが職場に差し入れられると、非常にやる気が出ます。お金があっても、勤務時間にはなかなか買い出しに行けないものなので、どんなものでも差し入れは喜ばれるのです。

　個人的には、差し入れは効率がよい自分の宣伝道具だと思っています。トラコーヒーを見たら、私の顔を思い出すくらいを目指しています。