ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
健康食生活

焼き肉なら牛より豚!
温かい飲みもので夏バテ解消

植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]
【第7回】 2011年6月23日
著者・コラム紹介バックナンバー

 夏バテは、なぜ起こるのでしょうか?主な原因は、冷たいものや生ものの食べ過ぎ、汗を多量にかく、冷房による体の冷え、暑さによる睡眠不足の4つです。

 冷たいものをとり過ぎると胃腸の毛細血管が収縮して栄養吸収や水分代謝の働きを弱め、体が重だるくなります。食中か食後に温かいものをとって胃腸の働きを回復させましょう。胃もたれが続くようなら、2~3日は冷たいものは避けてください。

 汗は、水溶性のビタミンやミネラルも一緒に流してしまいます。特にビタミンB1、ビタミンC、ミネラルが不足すると代謝や抗酸化機能が低下します。豚肉、ウナギのかば焼き、レバー、エダマメは、ビタミンB群が豊富。焼き肉なら牛より豚がおすすめです。また、ビタミンCやミネラル類の補給には、オレンジやグレープフルーツ、キウイ、マンゴーなどをジュースにしてとるとよいでしょう。汗っかきの方は、塩分補給も忘れずに!

 私たちの体は冷えると血流が悪くなり、代謝の働きが低下します。また、温度差が大きい室内外を頻繁に出入りすると体温を調節する自律神経に変調を来すこともあります。ショウガやシナモンをプラスしたほうじ茶や紅茶を飲んで体温を上げ、週に1回はお風呂で湯船につかって、体を芯から温めましょう。

 疲労回復には睡眠が不可欠です。脳の血液が不足すると熟睡できません。鉄分が豊富なプルーンやナツメで血液を補いましょう。就寝前にリラックス効果のあるホットミルクを飲むのもいいですね。

ほうじ茶を紅茶に代えてもおいしい

●冷えた体を温める ショウガほうじ茶
 
材料(1人分)
皮付きショウガのスライス5~6枚、熱々のほうじ茶1杯、好みでハチミツ少々
 
作り方
①カップにショウガとハチミツを入れてほうじ茶を上から注ぐ。
②数分待ってショウガの成分が出たら、温かいうちに飲む。
 
*ショウガの辛みが感じられるまで、2~3回は使えます。
ゆでたエダマメを添えればビタミンB群の補給に。


この記事に関連した読者調査の投票結果を見る
(投票期間は終了しています。)

関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]

健やか料理研究家、管理栄養士、国際中医師・国際中医薬膳管理師。
遼寧中医薬大学付属日本中医薬学院の薬膳講師を務める。原宿にて薬膳と栄養学双方を取りいれた美味しい季節の料理教室と初心者のための男性料理教室を主宰。企業、レストランなどの健康メニューの提案、開発等を手掛ける。NHKテレビテキスト『きれいの魔法』にて、「きれいになる薬膳レシピ」好評連載中。近著『夜九時ご飯』(新星出版社)『欝に効く、食べ物、食べ方。作りかた』共著(保健同人社)『毎日作らないおかずの手帳』日東書院など
「毎日の食事が人生を作る」「美味しく!楽しく!健康に!」をモットーに活動中
HP  http://www.peachtreekitchen.jp


健康食生活

おいしい食事のあとは、満腹感より満足感が強いですよね。私たちの体は、毎日の食事から摂取した栄養でできています。この連載では、健康を保つための食事のとり方をご紹介します。体が喜ぶ食生活を考えていきましょう。

「健康食生活」

⇒バックナンバー一覧