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日本を脱出する方法
【第2回】 2011年8月9日
著者・コラム紹介バックナンバー
安田 修 [「海外移住情報」主催者]

日本脱出で得られるものは何か

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日本を出て海外で暮らすことによって、どんなことが得られるだろうか。そのメリットがわかれば、日本から脱出すべきなのか、日本に残るべきなのかが自ずと見えてくる。海外移住に詳しいジャーナリストの安田修氏に、日本脱出の利点について詳しく聞いた。

1つの選択肢として
日本脱出を考える人が増えている

 東日本大震災発生後1ヵ月ほど経った頃、私の下に日本脱出の相談メールが届き始めた。混乱状態が少し収まりかけ、被災状況の全体が見えてきた頃だ。

 「日本人として力を合わせてやっていきたいと思っているが、この先どうなるのかわからないので……」「自分自身のことはどうでもいいが、家族や子どものことを考えると……」といったように、届いたメールの数々に共通するのは「選択肢の1つとして、いまのうちから準備しておきたい」というものだった。

 そして発生から1ヵ月を過ぎてくると、届くメールの内容はより現実的、切迫したものへと移り変わっていく。

 想像をはるかに超えた大津波による甚大な被害状況、福島原発事故の実態が明らかになるにつれ、その対応や施策をめぐって政府や東京電力への不信感が高まったからだ。

 今後、さらなる放射能汚染の進行をはじめとしたさまざまな事態の変化、行政・企業・日本という社会への疑問や反発などによっては、日本から脱出したいと考える人はいま以上に増えてくるだろう。

 10年ほど前、海外移住ブームが起き、ごく普通の人にとっても“海外移住”という選択肢があることが認識できるようになった。そして現在、海外移住をめぐる環境は新たなステージへと移りかけている。

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安田 修 [「海外移住情報」主催者]

1958年神戸市生まれ。ルポライター、広告代理店プランナー(大手旅行会社等担当)などを経て、現在はフリーライターとして活動。2000年に開設したWEBサイト「海外移住情報」は、海外移住マニュアルのパイオニアとして“移住ブーム” の火付け役となった。2009年8月、東京から沖縄の那覇に転居。著書に『日本脱出マニュアル』(羊土社)、『アジアで起業!読本』(情報センター出版局)などがあり、移住を通じての“人の在り方”にこだわり続けている。
【海外移住情報】http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation


日本を脱出する方法

3月11日に日本を襲った東日本大震災。その際起きた原発事故は、いまだ収拾のメドが立っていないばかりか、放射能汚染の影響はいまや日本中に拡大している。さらに、財政悪化による増税、経済停滞とリストラ、日本社会の閉塞感など、なんとなく日本では生きづらいと感じる人が増えているという。『日本を脱出する本』を上梓した安田修氏に、海外移住の動向と簡単にできる方法などを聞く、全5回の短期集中連載。

「日本を脱出する方法」

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